日本共産党参議院議員・医師 小池晃 アーカイブ[〜2008] 小池あきらホームページへ

小池あきらのかけある記


2004年4月15日

年金改悪許すな!と終日国会行動。そして、中医協を舞台にした、歯科医師会の贈収賄事件を追及。そして「日本人人質解放!」のうれしいニュースが。

 年金改悪阻止のたたかいもいよいよ盛り上がってきました。今日は全国で「年金スト」。国会前の歩道には、ギッシリと座り込みの列が。私は他の日本共産党議員とともに「ともにたたかおう」と呼びかけました。
 さらに私は「歯科医師会長の逮捕は、自民党との癒着が引き起こしたもの。官僚や政治家が甘い汁を吸っていながら、庶民には「痛み押しつけ」の連続です。こんなことを許していていいのでしょうか。

 そして厚生労働委員会では、昨日の歯科医師会長の逮捕で明らかになった、中医協を舞台にした歯科医師会の贈収賄事件を取り上げ、坂口厚労相に「診療報酬という医療の根幹をめぐる贈収賄。行政の公平性が問われている。厚労省としても真相解明を」と迫り、大臣も調査を約束しました。

 夜は「青梅」へ。西多摩全域から530名のみなさんが参加し、会場は立ち見の出る超満員。イラク撤兵と年金改悪ストップを呼びかけました(写真下)。

 青梅の演説会が終わった頃、日本人人質三人の解放のニュースが飛び込んできました。
 無事の解放に、ホッとするとともに喜びを感じます。ご家族のみなさん、本当によかったですね。そして、全国各地で、解放のために努力されたみなさんに、心から敬意を表します。
 新たに日本人二名拘束のニュースも伝えられていますが、無事な解決を願っています。
 人質は解放されましたが、イラクの情勢がいま本当に深刻で危険な状況をむかえていることを直視する必要があると思います。
 とくにファルージャでの米国人殺害事件に対して、米軍が報復の軍事作戦を大規模にすすめ、イラクの一般住民を無差別に殺害したことが、イラク全土の情勢を一気に悪化させています。
 そしてあらためて自衛隊の駐留の是非が根本から問われています。自衛隊派兵にこだわりつづけるのならば、もっと危険な事態が続くことにもなりかねません。
 今こそ自衛隊の撤退を!


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