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日本共産党参議院議員(比例区)・医師
こいけあきら
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Akira Koike
かけある記 国会論戦ハイライト テレビ出演 Dr.小池の処方箋 連載記事より プロフィール

小池晃参議院議員の実績
【10】金権腐敗一掃、民主主義と正義の課題で

 相次ぐ金権腐敗事件。日本共産党は追及の先頭に立つとともに、金権腐敗のおおもとを絶つため企業・団体献金の禁止を一貫して要求して奮闘しています。小池議員は厚労副大臣の大学入試口利き疑惑を暴露し、辞任に追い込み、ムネオ疑惑を連続追及、歯科医師政治連盟の献金問題をいち早く追及するなど、この分野でも大奮闘しています。小池議員はことし 3 月におきたビラ配布への不当弾圧事件の追及でもたたかいの先頭に立っています。


(1)厚労副大臣の入試口利き疑惑暴露した爆弾質問

 02 年 7 月 11 日の参院厚生労働委員会での小池議員の質問は、サラリーマンの医療費を 3 割負担に引き上げる健康保険法の改悪案の強行を急いでいた政府に衝撃を与えました。厚労省の宮路和明副大臣が、帝京大学入試で、政治献金をもらった支援者から依頼され、入試前に大学側に受験番号を伝えていた―小池議員は宮路事務所が作成したメモを示しきびしく追及しました。副大臣は事実を認め、逆に「こういうことは往々にしてある」ととんでもない開き直りで逃れようとしました。この質問は TV ニュースがくり返し報じ、翌日の朝刊各紙も一面や政治面、社会面で大きく取り上げ、「医療法案審議 口利き影響も 副大臣進退に発展へ」(「朝日」)などと報じました。「副大臣はやめよ」「こんな人物が副大臣をつとめる厚労省に医療費引き上げを主張する資格はない」との世論が広がり、宮路副大臣は 7 月 15 日、辞任に追い込まれました。健保改悪案は強行されましたが、小池議員の暴露は政府を土俵際ギリギリまで追いつめるものでした。


(2)ムネオ疑惑、加藤疑惑、KSD 疑惑追及でも調査力を発揮

 02 年の予算委員会では 5 度にわたりムネオ疑惑を追及。アフガン復興支援会議への NGO 排除に鈴木議員の関与があったことを小泉総理に認めさせるなど、疑惑追及の先頭に立ちました。鈴木議員の後援企業を入札に参加させるため審査基準を緩和したことを裏付ける文書を明らかにさせた小池議員の追及は、翌日の各紙が報道(毎日新聞は一面トップ)、全容解明を求める国民世論が大きく広がりました。

 小池議員は、中小企業の掛け金を食い物にした KSD 疑惑や、公共事業への口利きなど加藤紘一自民党元幹事長の疑惑、柔道整復師の団体などから要請をうけ、保険請求の行政指導を厚生省に圧力をかけてやめさせていた木村義雄厚労副大臣の疑惑など相次ぐ金権事件を委員会で追及。持ち前の調査力で、金権政治を解明・一掃する先頭に立っています。


(3)歯科医師連盟などと自民党との癒着追及

 日本歯科医師会の政治団体である日本歯科医師連盟(日歯連)と自民党などとの癒着は大きな政治問題に。小池議員は 3 年前、01 年 5 月 30 日の参院予算委員会で、日歯連が、獲得した自民党員の党費 20 万人分 8 億円を借金で立て替えしていた問題を取り上げるなど、癒着をいち早く追及してきました。この質問では鹿児島を例に、歯科医師連盟と歯科医師会が入退会同時としていることを示し、「こういう仕組みはきっぱりやめるべき」と迫り、小泉首相にも日歯連などから多額の献金がされている問題をただしました。ことし 4 月 15 日の参院厚生労働委員会では、歯科医師会長の逮捕で明らかになった中央社会保障医療協議会(中医協)を舞台にした贈収賄問題で、厚労省に調査を要求しました。

 また 01 年 3 月 15 日の参院厚生労働委員会では、政治献金のできない公益法人である医師会が、自民党の参院選資金となる「特別会費」を、診療報酬から天引きしている実態を内部資料をもとに追及。坂口厚労相も「医師会と政治連盟は区別すべき」と答弁しました。


(4)金権腐敗一掃へ企業・団体献金の禁止を

 日本共産党と小池議員は、「政治とカネ」の汚れた関係を断ち切るために、その大もとにある企業・団体献金の禁止へ全力をあげています。

 サラリーマンの医療費を 3 割負担に引き上げた健保法改悪でも、小泉首相が「三方一両損」などと言って国民に「痛み」をおしつける一方で、高すぎる薬価など製薬会社の責任にふれない背景に、製薬企業からの多額の献金の問題がありました。小池議員は、02 年 6 月 24 日の参院本会議の代表質問、同 7 月 2 日の参院厚労委員会での質問で、小泉首相と論戦。製薬企業から自民党への献金は 2000 年度だけで 2 億円にものぼり、小泉首相への製薬企業や医療団体からの政治献金は 6 年間で 5710 万円になっていることなどを示し、「企業・団体献金は禁止すべき。せめて公的医療保険財政を原資としている製薬企業とか医療団体からの献金は禁止すべき」ときびしく要求しました。


(5)公益法人の天下り官僚、渡り鳥で 4 億円

 03 年 5 月 13 日の参院厚生労働委員会で、厚生労働省の高級官僚が公益法人を渡り歩き、同省退職金と合わせて 4 億円近い収入を得ていることを暴露。「天下りをきっぱり禁止すべき」と求めました。日本共産党は、天下り禁止法案を参院に提出し、実現に奮闘しています。


(6)ビラ配りへの不当弾圧を追及

 休日に自宅近くでビラを配った国家公務員が逮捕・起訴される―― 04 年 3 月 3 日に起きた不当な政治弾圧に怒りと驚きが広がっています。小池議員は 3 月 9 日の参院予算委員会のテレビ質問でこの問題を直ちに取り上げました。「憲法 9 条は日本の宝です」というビラをかざし、「このビラを郵便受けに入れただけで逮捕された。憲法も世界人権宣言も言論・表現・思想の自由を保障している。こんなことが民主主義社会で行われていいのか」と追及、その一方で自民党の官庁ぐるみの選挙が野放しにされていることを示し、逮捕の不当性を浮き彫りに。小池議員は「こうした弾圧は暗やみの日本への暴走だ。民主主義を守るため断固たたかう」と強調しました。


(7)公明党の公約違反追及

 公明党はサラリーマンの医療費の 3 割負担では尖兵の役割を果たしてきました。これは明白な公約違反です。小池議員は 02 年 7 月 23 日の参院厚生労働委員会でこの問題を取り上げました。98 年参院選のときには、公明新聞号外で「さらに患者に負担増を押し付ける医療保険制度の『改悪』には断じて反対です」、はまよつ敏子・当時公明代表の選挙公報では「医療の負担増に反対します」とのべるなどし、01 年参院選では、「健保本人の三割負担には反対」とアンケートに回答していたことなどを示しながら、公明党出身の坂口厚労相に対し、「これを公約違反と言わずして何を公約違反というのか」と追及。厚労相は「状況が変化した」「それぞれの立場がある。大臣は大臣の立場で事をすすめる」などと逃げに逃げ。

 04 年 3 月 9 日の参院予算委員会では、坂口厚労相が 5 年前の 99 年 12 月の衆院厚生労働委員会での年金問題の審議で、「生活保護者にも及ばないような基礎年金は少し問題がある」とのべていたことを指摘、坂口氏が逆にいまこの引き下げを推進する先頭に立っている問題をきびしくただしました。大臣は平然と「最近は 5 年前もひと昔」などとのべ、国民を驚かせました。

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