日本共産党参議院議員・医師 小池晃 アーカイブ[〜2008] 小池あきらホームページへ

小池あきらのかけある記


2004年6月8日

陸上自衛隊の北富士駐屯地へ。「イラク・サマワの宿営地模擬訓練施設」を現地調査しました。富士の麓に「戦地イラク」が出現していました。

 JR大月駅から車で山梨県・忍野村の北富士駐屯地へ向かいました。現地で花田仁・山梨選挙区候補らと合流。「敬礼」する迷彩服の自衛隊員に迎えられながら、複雑な気持ちで中に入りました。
 最初にFTC(富士訓練施設)での概要説明があり、レーザーによるシュミレーションの訓練システムについて、映像とモデルを使った説明を受けました。
 そしてマイクロバスでいよいよ「サマワ模擬施設」の調査へ。富士山のふもとの広大な土地に、450メートル×250メートルという施設がつくられています。周囲の盛り土のため、中は見えませんが、入り口のところは、まさにテレビのニュースで流れる「サマワ」のバリケードで守られた入り口そっくりです。
 しかも、同行した山梨県委員会の皆さんが口々に指摘していたように、この場所は先祖伝来の「入会地」で、今年の春に山梨県知事らが伝統行事である「火入れ」をおこなったところに他なりません。そういう場所に、地元住民への説明もなく訓練施設をつくったことは許せないことです。

 しかも、政府の説明ではサマワは「安全」だったはず。敵襲を想定した訓練施設をつくっていること自体が、「非戦闘地域である」という説明が崩れたことを自ら告白するようなもの。こんな訓練はやめて、ただちに自衛隊は撤退すべきです!

 そして夜は「学童保育後援会」の集会と「東京保健生協有志後援会」の学習会へ。年金改悪を実施させないために、日本共産党への支持を訴えました


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