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日本共産党参議院議員・医師 小池晃 アーカイブ[〜2008]

テレビ出演 農業・雇用など討論
TVタックル 小池・こくた氏が出演

2008年10月8日(水)「しんぶん赤旗」より転載

 日本共産党の小池晃政策委員長、こくた恵二国対委員長は六日放映のテレビ朝日系「たけしのTVタックル」に出演し、各党の代表らと、当面の政治の課題について話しあいました。

 衆議院の解散・総選挙の時期について、ビートたけしさんが「すぐやるといっていたのに、一般の人はいらだっているんじゃないか」と発言。自民党の島村宜伸衆院議員は「麻生さん(首相)は景気対策の見通しをつけてからの解散という考えだ」とのべました。

 小池氏は「景気対策が必要だというのは口実だと思う。ようするにいま選挙をやったら自民党は大敗だということがいよいよ明らかになって、『すぐやる』『すぐやる』と“やるやる詐欺”のようにいっていたのを、ズルズルひきのばそうとしている」とのべました。

 北海道の酪農家の苦境についてのリポートをはさみ、農業問題がテーマに。小池氏は安すぎる乳価について「下請けたたきと同じで、乳業メーカーが安く買いたたいているために、コスト分を転嫁できないことになっている」と指摘しました。

 汚染米問題にかかわって、たけしさんは世界の食料不足にふれました。小池氏は「世界では食料不足、穀物不足なのに、日本の農政は、農民に米をつくるなといまだにやっている」と減反政策の問題点を指摘。番組のコメンテーターが「米が余って農家の収入が減る」という質問を出し、小池氏は「価格保障をしっかりやることだ」と答えました。

 若い世代の不安定雇用の問題で、小池氏は、政府・与党のすすめている労働者派遣法の見直しが三十日以内の短期派遣の禁止を打ち出したことについて、「いくら日数で制限をしても、それでは『三十一日ならいいのか』、『三十三日ならいいのか』といういたちごっこになるだけだ。一九九九年の派遣労働の原則自由化以前の状態にもどすべきだ」とのべました。

 こくた氏は、暴言で辞任した中山成彬前国交相の問題について、「(暴言の責任を)『政治家の信条だ』ということで覆い隠すことは許されない」と発言。選挙後の政権のありかたについての議論では、「どういう政権になったとしても、国民の要求に立って常に行動するという共産党の立場は明確だ」とのべました。

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