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福祉

「考え 重なる部分ある」
保育問題 全社協と小池議員ら懇談


2010年5月13日(木)「しんぶん赤旗」より転載

 日本共産党の広井暢子副委員長・女性委員会責任者、小池晃政策委員長・参院議員は12日、東京都千代田区の全国社会福祉協議会(全社協)を訪ね、待機児童を解消し安心して預けられる保育を実現するための日本共産党の緊急提言について懇談しました。

 全社協は、社会福祉法にもとづいて都道府県・市町村に置かれている社会福祉協議会の中央組織で、全国民生委員児童委員連合会、全国保育協議会、全国保育士会なども構成団体です。

 応対した小川耕平・児童福祉部副部長は、緊急提言に盛り込まれた待機児童解消策について、小規模保育所の設置、国有地・公有地の無償貸与など「私たちの考えとも、かなり重なる部分があります」と賛同を示しました。さらに、「一般財源化で公立保育所の保育士の非正規化がすすんでいます。子どもが大切にされる政策が大事です」と話しました。

 広井氏は、緊急提言の具体的な内容を紹介し、「保育問題で国民的な運動を広げようと党主催の保育シンポジウムを開きます」と、18日開催のシンポジウムを案内しました。

 全社協からは、児童養護施設などの実態も出されました。小池氏は、この間、共産党の議員が国会で取り上げてきたことを紹介し、「さらに取り上げていきたい」と語りました。


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