世直しドクター奮戦記
世直しドクター奮戦記/参院東京選挙区小池晃さん/府中、国分寺で街頭宣伝/「痛みわかる党」共感の声
 日本共産党の小池晃政策委員長・参院東京選挙区候補は22日、府中、国分寺両市内の繁華街で街頭演説し、参院選での日本共産党の躍進を訴えました。参院選に向けて街頭演説に積極的に取り組む小池さん。多摩地域での本格的な街頭からの訴えに、期待と共感の声が寄せられました。

 買い物客が行き交う府中市のデパート前。小池さんは宣伝カーの前に置かれた小さな台の上に乗ってマイクを握ります。

 後期高齢者医療制度の廃止先送り、保育所面積の最低基準の緩和、普天間基地の迷走など、民主党政権が公約を破り国民要求に背を向けていることをきびしく批判した小池さん。「東京選挙区5議席の中に憲法9条を守り、25条を花開かせる議席が絶対必要だ。政治の治療を続けさせてほしい」と強調しました。

 小池さんが訴えている間、後援会員が配布した『小池パンフ』を受け取って読む人や、「テレビで見た人だ」と足を止めて聞く人も。小池さんに手を振りながら駅へ向かう人の姿もありました。

 府中市で3人の子どもと一緒に話を聞いた国吉亜紗さん(31)は、「一番下の子が保育園に入れず困っています。税金はアメリカのためでなく保育所の整備など子育てや福祉に使ってほしい」と感想を語り、小池さんと握手。

 70歳の男性は、「民主党の議員には『もう投票しないよ』と伝えたい」と憤り、「後期高齢者医療制度の廃止先送りには驚いた。共産党は貧乏人のことを考えてくれる党だと思う」と小池さんに期待を寄せました。

 国分寺駅前では、80歳の女性が「民主党は後期高齢者医療制度を廃止するとみんなを喜ばせておいて裏切りだと思う。小池さんはお医者さんだけあって、人の痛みが分かる人という感じを受けました」。国分寺市に住む清水光江さん(66)は、「『軍事費や政党助成金こそ仕分けを』という話はその通り。ここに手をつけない点は自民党と同じ印象を持つ。共産党はぶれないのでいい」と話していました。
 (2010年03月24日、「しんぶん赤旗」)

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