参考人質疑 ひとり親 貧困5割超/小池氏 「待ったなしの課題」

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赤旗2016年4月28日付

写真

(写真)参考人に
質問する小池晃
議員=26日、
参院厚労委

 参院厚生労働委員会は26日、ひとり親家庭に支給される児童扶養手当の政府改定法案について参考人質疑を行いました。

 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子理事長は、ひとり親家庭の貧困について「働いても就労収入が少なく、社会保障で補えていないのが根本的問題だ」と指摘。改定案での支給額増にとどまらず、家計管理を困難にしている4カ月ごとの支給を毎月支給にすることや、受給開始から5年で一部支給停止する措置の見直しを求めました。

 公益財団法人子どもの貧困対策センター「あすのば」の小河光治代表理事も児童扶養手当は「命綱だ」と強調。支給対象年齢の引き上げによる大学進学の後押しを求めました。

 日本共産党の小池晃議員は「ひとり親家庭の貧困は5割を超え、待ったなしの課題だ」と述べ、政府案を上回る支給額増や毎月支給化、支給対象年齢の引き上げを盛り込んでいた4野党共同改正案(衆院で否決)について問いました。小河氏は「方向性はありがたい。今後も与野党の壁を越えて応援してほしい」と応じました。

 小池氏は、働けば働くほど収入に応じて支給額が減額される現行の仕組みについても質問。赤石氏は「(子ども1人の母子家庭の場合)満額支給を年収130万円までにしているのは過酷だ。このラインを上げた方が就労意欲につながる」と答えました。

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