日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

来春の統一地方選勝利へ 大阪府議選2議席必ず

2022年10月11日

赤旗2022年10月10日付

東大阪 小池書記局長が訴え

 

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(写真)訴える小池晃書記局長=9日、大阪府東大阪市

 日本共産党の小池晃書記局長は9日、来春の統一地方選挙での勝利・前進に向け第1次全国遊説をスタートし、府議会現有2議席の絶対確保・議席増をめざす大阪府の東大阪市で「維新知事言いなりの府議会でチェック機能を果たし、府民の声を府政に届ける、なくてはならない2議席を必ず守ろう」と訴えました。定数1減(5→4)の大激戦をたたかう東大阪選挙区の、うち海公仁府議が決意表明しました。

 

 小池氏は、参院選後、憲法違反の「国葬」強行、統一協会と自民党の癒着、新型コロナや物価高への無為無策に国民の批判が高まり内閣支持率が急低下していると指摘。玉城デニー知事が圧勝した沖縄県知事選に続き、大阪では松原市議選で参院比例票の1・5倍の得票で4人の当選を勝ち取り、交野市長選でも勝利したとして「来年の府議選は共産党の反転攻勢を示す正念場だ」と強調しました。

 

 維新府政について、病床削減やパフォーマンスばかりの対策で全国最悪のコロナ感染を引き起こし、約20万人の府民が求めたカジノ誘致の是非を問う住民投票条例案を数の力で握りつぶしたと指摘。依存症を生むカジノは家庭も経済も壊し、大型開発で府の財政にも大損失を与えると述べ、「うち海さんは府民の声を議会に届け、願い実現へ全力を挙げている。今度も必ず府議会へ“舞いあがれ”」と、東大阪が舞台のNHKのドラマにかけて力を込めました。

 

 国政課題をめぐっては、安倍晋三元首相の「国葬」強行は、法の下の平等を定めた憲法14条と思想・良心の自由を定めた19条に二重に違反するものだと批判。安保法制、秘密保護法、共謀罪など憲法も民主主義も踏みにじる強行採決や「森友・加計・桜」の国政私物化、格差と貧困を広げた「アベノミクス」などの「安倍政治の深刻な害悪を水に流し、一方的に『安倍政治は良かった』と押し付けるものだった。統一協会と自民党の癒着の頂点にあった安倍氏を免罪するものにもなる」と糾弾しました。

 

 統一協会との癒着では、安倍氏を調査対象にせず、細田博之衆院議長ら関係が明るみに出た議員の説明がずさんだとして、自民党としての調査を要求。▽反社会的なカルト集団をなぜ野放しにし、税制優遇したのか▽解散命令を含む対処をなぜしなかったのか▽2015年の名称変更を政府が認めた背景に政治家の関与があったのではないか―の「徹底解明が必要だ」と強調しました。

 

 暮らしの問題では、「円安のメリットを最大限引き出す」と述べた岸田文雄首相について、「物価高騰に苦しむ国民や、ものづくりの町・東大阪で原材料費の高騰にあえぐ中小業者の悲鳴が聞こえていない」と批判。首相は「構造的な賃上げ」を掲げながら具体策を持たないとして、「内部留保課税による財源で中小企業を支援し、最低賃金を大幅に引き上げ、消費税減税・インボイス中止に直ちに踏み切るべきだ」と訴えました。

 

 うち海予定候補は、物価高で苦しむ府民生活や学校現場の疲弊をよそにカジノ誘致に突き進む維新府政を批判し、「知事の決定をほとんど追認する府議会を変え、府民の声が届く議会にしよう」と力を込めました。

 

 新社会党大阪府本部副委員長・東大阪市議の松平要さん、洋画家の森本光英さんが連帯のあいさつ。松平さんは「共産党の歩く先がいばらの道なのは、歴史の先頭を行っているからだ。大阪府議会の二つの星(共産党の2議席)を輝かせ続けるため、共にいばらの道を歩こう」と力強く訴えました。

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