日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

あす道府県議選・政令市議選が告示 冷たい道政・市政共産党躍進で変えよう

2023年03月30日

赤旗2023年3月30日付

札幌・旭川 小池書記局長訴え

 

 統一地方選前半戦(道府県議選、政令市議選)が、あす(31日)告示されます。告示を目前に控え各党が全力をあげるなか、日本共産党の小池晃書記局長は29日、北海道の札幌、旭川両市を駆け抜け、「大激戦の選挙で共産党候補をせり勝たせ、冷たい道政、市政を変えよう」と訴え、道議選と札幌市議選、旭川市議選での全員勝利を多くの市民によびかけました。札幌市長選のきばた秀男候補も、力強く勝利を訴えました。小池氏は池田まき道知事候補必勝も呼びかけました。


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(写真)聴衆の拍手にこたえる(左から)太田秀子市議予定候補、小池晃書記局長、きばた秀男市長候補、宮川潤道議予定候補、平岡だいすけ市議予定候補=29日、札幌市東区

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(写真)聴衆の拍手に手を振ってこたえる(左から)中村、まじま、小池、真下、のとや、石川の各氏=29日、北海道旭川市

 

 小池氏は、道が45カ所あった保健所を26に、保健所職員を2割削減し、急性期病床を8年で6000床近く削減し、さらに削ろうとしていることや、20年間で道内の小中高校を858校も閉鎖し、5年で200キロの鉄路の廃線を許してきたことを批判しました。

 

 小池氏は「農業王国北海道も、いまや農家人口は3分の1になってしまった」として、酪農ではえさ代の高騰などで乳を搾るほど赤字なのに、一方で乳製品を輸入していては「北海道から酪農がなくなる」と強調。「効率最優先の『地域切り捨て』を、国と一緒に進める道政のままでは、北海道に住み続けることができなくなってしまう」と警鐘を鳴らしました。

 

 その上で、党道議団が、1人当たりの質問で回数ダントツの117回(自民21回、公明40回)の活動で、「下着の色の指定」や「地毛証明」など人権を無視した校則の見直しを道内8割の高校で実現させてきたこと、署名運動と合わせ補聴器の購入補助を多くの自治体で導入させたこと、また自民党の道議らによる税金を使った統一協会関連行事への参加を暴いたことなど、党議員団の実績を紹介しました。

 

 そして小池氏は、党道議団の議席が現有の3議席から4議席になれば「『代表質問』も『予算案組み替え』も『意見書提出』もできる」として、「党躍進で北海道議会を変えよう」と呼びかけました。

 

 札幌市政について小池氏は、「市民の声に耳を貸さず、五輪招致と巨大開発に前のめりだ」と批判。都心再開発には湯水のように税金を投入するのに、「福祉灯油」は全道の自治体で唯一背を向け、除排雪費用の半分を市民に押し付け、「子ども医療費無料化」も小学校6年生までと全国の政令市で最低だと告発。きばた新市長と12人の党市議団の実現で、「冬季五輪ノー、いのちと暮らし優先の市政へ転換を」と力を込めました。

 

 小池氏は、敵基地攻撃能力保有、大軍拡を進める岸田政権が、全国約300カ所の自衛隊基地司令部を、核攻撃にも耐えられるよう強靱(きょうじん)化=地下化する計画でいることを告発。「北海道では陸上自衛隊の札幌、丘珠、真駒内、旭川駐屯地、航空自衛隊の千歳基地など50カ所も対象になっている」と語り、他にも全国130棟の長射程ミサイルの大型弾薬庫を建設する計画があると語りました。

 

 「ロシアはウクライナで弾薬庫を攻撃した。基地や弾薬庫の近くで暮らす住民の命はどうなるのか。敵基地攻撃は日本が戦場になる危険をもたらすものだ」と警告を発し、「大軍拡を推進する自民・公明とともに、核武装まで主張する『維新』に対しても、道民の審判を下す選挙にしよう」と訴えました。

 

きばた市長候補訴え

 

 「いのち☆くらしが一番の会」の、きばた秀男札幌市長候補は「憲法を市政に生かす。大型開発中心から暮らし・福祉優先の市政に切り替える。2030年札幌冬季五輪はきっぱりと中止する」と訴えました。

 

宮川予定候補ら訴え

 

 ○札幌市東区

 

 道議選札幌市東区(定数4)で再選をめざす宮川じゅん予定候補は、「軍拡より子育て、ミサイルより暮らしを、岸田軍拡ストップの声を上げていけば、必ず政治を動かす大きな力になる」と訴えました。

 

 市議選東区(定数9)で再選をめざす太田秀子予定候補と、平岡だいすけ予定候補(元)が訴えました。

 

小室予定候補ら訴え

 

 ○札幌市北区

 

 道議選札幌市北区(定数4)で議席奪還をめざす小室まさのり予定候補(新)は「大事な地域の公共である病院、学校、保健所、介護施設、鉄路を次々奪ってきた自民党政治を続けさせるわけにいかない」と力を込めました。

 

 市議選北区(同10)で再選をめざす長屋いずみ予定候補と新人の加藤のぼる予定候補が訴えました。

 

真下予定候補ら訴え

 

 ○旭川市

 

 道議選旭川市区(定数6)の真下紀子予定候補(現)は、「今のままでは当選圏に届いていません。最後まで旭川市民の議席を守り抜くために全力で頑張ります。みなさんのお力を貸してください」と、支部と後援会の猛奮闘を呼びかけました。

 

 後半戦の旭川市議選に立候補する、のとや繁(現)、石川厚子(現)、まじま隆英(現)、中村みなこ(新)の各予定候補が紹介され、のとや予定候補は、真下予定候補と市議予定候補全員の勝利への決意を表明しました。

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