日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

マイナカード トラブル続出 総点検・閉会中審査を 小池書記局長が会見

2023年06月21日

赤旗2023年6月21日付

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=20日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は20日、国会内で記者会見し、マイナンバーカードをめぐるトラブルが連日続出しているとして「いったん運用を停止して全面的な総点検を行うべきだ」「毎日のようにトラブルが出ており、国会が閉会しても閉会中審査の実施を強く求めたい」と表明しました。

 

 小池氏は、マイナンバーに別人の障害者手帳の情報がひもづけされていた問題や、同姓同名の別人へのカード交付など新たに明らかになったトラブルに言及。「マイナンバーカードに対する信頼はほとんど地に落ちていると言っても過言ではないぐらい、信頼を揺るがす事態が続いている」と批判しました。

 

 「最大の問題は健康保険証の問題だ」として、別人の情報のひもづけは「命にかかわる」と強調しました。

 

 マイナンバー保険証で資格情報が確認できず、医療費を10割負担せざるを得なかった事例も起きていると指摘。現在は紙の保険証で資格を確認できたケースがあるものの「来年秋に紙の保険証を廃止すれば大混乱が起きることは必至だ」と述べました。

 

 また、「保険証1枚あれば全国いつでもどこでも保険診療が受けられる日本のシステムは、世界に誇るものだ。紙の保険証を廃止するメリットはどこにもなく、マイナ保険証によって命にかかわるトラブルが出てきかねない」と語りました。

 

 共同通信の世論調査で保険証廃止の延期・撤回を求める声が72%、「毎日」も廃止反対が57%に上り、「産経」や「読売」も社説で立ち止まるように求めていることを紹介。「岸田政権に聞く力が少しでも残っているのであればこの声に耳を傾け、紙の保険証の廃止は中止・撤回すべきだ」と主張しました。

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