日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

真相を全面的に明かせ 辞表提出けじめにならず 小池書記局長が会見

2023年12月15日

赤旗2023年12月15日付

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=14日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は14日、国会内で記者会見し、政治資金パーティーの裏金疑惑の問題を巡る閣僚などの交代人事について問われ、「辞表を提出した閣僚や党三役は、けじめをつけるために辞表を出したと言うが、けじめをつけたことにはならない」「真相を全面的に明らかにすることがまず必要だ」と述べました。

 

 小池氏は、疑惑を向けられた自民党の閣僚らが「いずれ説明責任を果たすなどという言い方で、辞表だけ出して逃げていこうとしている」と指摘。宮沢博行防衛副大臣が派閥の方針による裏金づくりだったことや、派閥からかん口令が出ていたと明らかにしたことをあげ、「真実を明らかにするどころか、隠そうとしている」と述べ、「いつから、どうやって裏金をつくり、どれだけの金額を何に使ったのか。これらを洗いざらい明らかにすることが必要だ」と強調しました。

 

 その上で、安倍派(清和政策研究会)について、「“まつりごと清ければ人おのずから和す”で、清和会というが、政(まつりごと)が濁りに濁って、内輪もめまでしている。まったく逆の事態だ」と指摘。安倍派は小泉政権以来、政治の中枢で、集団的自衛権行使を可能にする安保法制の強行、大軍拡、消費税の度重なる増税、社会保障の切り捨てなどで国民の暮らしを苦しめてきたとして、「こんな政治をやってきた裏で裏金づくりをやってきたことは本当に許せない」と述べました。

 

 また、最大派閥の安倍派以外にも二階派、麻生派、岸田派それぞれに裏金疑惑があると強調し、「自民党全体が問われる問題だ。自民党政治を終わらせる国民的大運動が必要な局面になっている」と語りました。

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