日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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市民連合シンポ/小池書記局長、福山民進幹事長代理あいさつ(詳報)/“総選挙へ協議加速したい”

2016年12月23日

赤旗2016年12月23日付

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(写真)あいさつする小池
晃書記局長

 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)が21日に都内で開いたシンポジウムで、日本共産党の小池晃書記局長と民進党の福山哲郎幹事長代理があいさつし、次期総選挙へ野党共闘を前進させる決意を表明しました。

 小池氏は、安倍政権が臨時国会で、環太平洋連携協定(TPP)承認・関連法、カジノ解禁推進法、「年金カット法」の3大悪法で「強行採決3連発」を行ったことや、戦争法を具体化する安倍政権の暴走を告発しました。

 総選挙に話を進めた小池氏は、共闘発展の協議を加速度的に進めたいと語り、「安倍政権を倒すためには共闘するしかない」と力説。その上で、(1)豊かで魅力ある共通政策をつくる(2)選挙は相互推薦・相互支援でたたかう(3)政権問題でも前向きの合意を得る―ことが大事だと訴えました。
 
 

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(写真)あいさつする福山
哲郎幹事長代理

 小池氏は共通政策をつくる上で、野党との懇談を通じてその土台となる考え方を提案した市民連合の役割は大きいと述べ、「政党の責任できちんとまとめあげていく」と表明。7月の参院選では共産党が一方的に候補を降ろす対応をとったが、総選挙では比例代表とあわせて一定の小選挙区候補が立たなければそれぞれの政党が十分に力を発揮することはできないとし、「互いに推薦・支援しあう、“本気で力をあわせる”関係をつくることは極めて大事だ」と強調しました。

 政権論について、「総選挙ではどういう政権をつくるかが問われる」と強調。その一方で、政権論については政党間の合意がないもとで「これを協議の入り口の条件にはしない」と説明しました。

 民進党の福山氏は、臨時国会について「立憲主義を踏みにじり、国会議論を数の力で打ち切る安倍政権の姿がより明らかになった」「民主政治の危機だ」と批判しました。

 総選挙の共通政策づくりについて「『立憲4党』の中で政策をまとめあげ、共有(できる)ものをつくりあげていくために加速してやっていきたい」と表明。「野党がしっかり結びつき協力すればなんとか勝てることを、参院選ではみなさんの力で証明していただいた」と述べ、「それを教訓に、今度の小選挙区で、どういう形で『立憲4党』が選挙で協力するか。これから加速して議論を進めていきたい」と述べました。

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