日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

検索

かけある記

小池晃の活動報告

小池書記局長・山添参院議員と考えた JCPサポーター対話宣伝 東京・新宿

2022年05月23日

赤旗2022年5月23日付

「消費税減税」に拍手

 

 日本共産党を応援するJCPサポーターが参議院選挙に向けて街頭宣伝「話す、つながる、変えていく Meet‐up(ミート・アップ)共産党」を21日、東京・新宿駅東南口で開催しました。日本共産党の小池晃書記局長と山添拓参院議員・参院東京選挙区予定候補が参加。共産党と市民とが街頭で対話しながら、一緒に政治を考えるという新しい取り組みです。

 


写真

(写真)街頭で対話する日本共産党の小池晃書記局長(左)と山添拓参院議員(その右)=21日、東京都内

 DJのかける音楽にのって司会の高橋ナナコさんが、小池氏を紹介。小池氏は、「タブーなく聞いてほしい」と語りかけました。

 

物価高は外交は

 

 「物価上昇はどうやったら止められるのか」という市民からの質問に、小池氏は安倍政権で続けられた異次元の金融緩和による円安をただす必要があると語ります。その上で、「消費税を直ちに5%に下げる。これが物価を下げる特効薬」「5%に下げるにとどまらず、廃止した方がいい」と提案すると、聴衆から共感の拍手がわき起こりました。

 

 「消費税収は33年間で448兆円。同時期に所得税と住民税と法人税は609兆円減った。優遇されてきた大企業や富裕層に負担を求めれば、消費税は減税できる。これこそ成長と分配の好循環になる」と呼びかけました。

 

 「この格差社会をどうしたら改善できるか」という質問に小池氏は、「働く人の4割が派遣やパート、アルバイトになっている。法律を変えてそうしてしまった。法律を元に戻して、仕事は正社員が当たり前ということにしていくことが必要」と強調。また「政治でできる賃上げは最低賃金の引き上げ」として、都道府県別の最賃を全国一律にすべきだと提起しました。

 

 途中から駆け付けた山添氏は、日本共産党が躍進したら「どんな外交を進めるのか」という質問に、ASEAN(東南アジア諸国連合)の取り組みを紹介。「平和外交を進めることは何もしない事ではなく、粘り強く時間をかけて対話のチャンネルをつくっていくこと。軍事力拡大の方向に進むというのは政治の役割放棄だ」と答えました。

 

なぜ自分が応援

 

 参加者の女性が、ステージ前で、JCPサポーターになった理由を語る場面も。この女性は、「私たちの声を聞いて、拾い上げてくれようとしている政党は日本共産党だと思いJCPサポーターになった。自分の命や暮らしを守るために、共産党への支持を周りの人に一人ひとりに呼びかけてほしい」と訴えました。

 

 街宣のまとめで、小池氏は、「政治の責任は戦争と貧乏を無くすこと。今の政治は逆を行っている。そんな政治を止めなければならない」と語ると、ひときわ大きな拍手が起こりました。山添氏は、「もっと多くの声を受け止めて国会に届けるのが私たちの役割。暮らしを一歩でも良くしていくために、どんどん声をぶつけてきていただきたい」と語りました。

 

大事な憲法削らないで ジェンダー平等に期待

 

市民の思い聞く

 

 「話す、つながる、変えていく Meet‐up(ミート・アップ)共産党」街宣では、大勢のJCPサポーターが、通りかかった市民に憲法改定やウクライナ侵略、物価高騰対策など関心事についてシールアンケートをし、メッセージカードへの記入を募りながら対話しました。

 

 映画を見た帰りに寄ったという練馬区の女性会社員(44)は、メッセージカードに「改憲をしないでほしい」と記入。「基本的人権を、侵すことのできない永久の権利だとする97条が大好き。憲法の大事な条項を削らないでほしい」といいます。「今の政権ではジェンダー平等も夫婦別姓も進まないし、賃金も上がない。共産党に期待したい」と話しました。

 

 埼玉県から来た男性(28)は自民党を支持しているといいます。サポーターに「なぜ日本共産党を応援しているか」や「ロシアと日本共産党の違いは?」などと質問。サポーターが「日本共産党は民主的改革をめざしている」と語ると、「はてな」リーフを受け取り「勉強してみます」と答えていました。

 

 対話活動をしたサポーター(35)は「女性の人権が無視されており、人権を尊重する正しい性教育が必要です。ジェンダー平等を掲げている共産党を伸ばしたい」と期待を寄せました。

月別

ご意見・ご要望