赤旗2023年2月14日付
日本共産党の小池晃書記局長は13日、国会内で記者会見し、日本銀行次期総裁への起用が報じられた経済学者の植田和男氏が「金融政策は適当で、当面は金融緩和を続ける必要がある」と述べたことについて、「異次元の金融緩和に対する反省の姿勢が見えてこない」と語りました。
小池氏は、現在の異常円安を生み出した原因は、現在の日銀総裁である黒田東彦氏による「異次元の金融緩和」だと指摘。「そのことに対する反省と転換が必要だ」と強調しました。
小池氏は記者に、「いずれ国会で話を聞く機会もあると思うので、(植田氏の)今後の発言をしっかり見て対応を考えていきたい」と答えました。