日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

「オール与党」+維新と対決 県政・市政正し平和を 小池氏 千葉・神奈川で訴え

2023年04月03日

赤旗2023年4月3日付

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(写真)声援にこたえる(右から)小池晃書記局長、白石ちよ県議候補、中村きみえ、もりた真弓、佐々木ゆうきの各市議候補=2日、千葉市花見川区

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(写真)木佐木ただまさ県議候補(左)、古谷やすひこ市議候補(右)の必勝を訴える小池晃書記局長=2日、横浜市鶴見区

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(写真)声援にこたえる(左から)上野たつや県議候補、小池晃書記局長、宇佐美さやか市議候補=2日、横浜市神奈川区

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(写真)聴衆の拍手に手を振ってこたえる小池晃書記局長(右)と加藤なを子県議候補(左)=2日、神奈川県藤沢市

 統一地方選で1票を争う大激戦が続くなか、日本共産党の小池晃書記局長は2日、千葉市と神奈川県の横浜市、藤沢市を駆けめぐり、9日投票の千葉県議選の白石ちよ、神奈川県議選の木佐木ただまさ、上野たつや、加藤なを子の各候補、千葉、横浜両市議選の各候補らと、神奈川県知事選の岸牧子候補(無所属新、日本共産党、緑の党推薦)の全員当選を訴えました。

 

 小池氏は、大型開発優先、「オール与党」体制の「逆立ち千葉県政・千葉市政を正すためには強力な党議員団が必要だ」と強調。財政力は全国5番目なのに、巨大道路計画や大企業の立地補助金に巨額の税金を使う一方、老人福祉費は全国最下位、医師・看護師数と教育費は全国45位のうえ、高すぎる国民健康保険料負担軽減のための独自の支援をどんどん削り、5年間で152億円を29億円と5分の1にしてしまった県政を批判しました。

 

 小池氏は、そんな中でも、千葉の党県議が2人で請願署名件数の91%の紹介議員になって力を発揮してきたとして、これが5議席に増えれば、「代表質問」などを行える交渉会派になり本会議の質問時間4・5倍、「住民の願いがグーンと届く」と訴え、千葉市で学校の教室のエアコン設置でお金が必要だとして導入された子ども医療費の薬局窓口負担に唯一反対して廃止させた党市議団の活躍も紹介しました。

 

 小池氏は神奈川県でも党県議団がオール与党体制と対決し、一貫して子ども医療費助成を求め、助成を就学前から一気に小学6年生まで拡大させたことを紹介。対象年齢引き上げを求める住民の請願に唯一賛成してきた共産党が県内各地の運動と結びついた結果、医療費無料化の対象を18歳までとする自治体が今年度中には県内2から21カ所へと一気に10倍になるとして、「共産党を伸ばして、全県で18歳まで完全無料に」と訴えました。

 

 また小池氏は、市民とともに「カジノより中学校給食を」と訴えて党が自主支援した山中竹春市政を誕生させ、カジノを中止に追い込み、デリバリー式ではあるものの中学校給食を実現させてきた党横浜市議団の値打ちも訴え、共産党勝利で「デリバリーではなく学校調理のできたて給食を。さらに学校給食無償化を」と訴えました。

 

 小池氏は、敵基地攻撃能力保有など大軍拡を進める岸田政権や敵基地攻撃どころか核保有まで主張する日本維新の会を批判。日米両政府が今年1月、横浜港のど真ん中に陣取る米陸軍横浜ノース・ドックに、新たな揚陸艇部隊を常駐させると合意したことに触れ、同基地の「返還を長年求めてきた県民の願いを踏みにじって常駐部隊を置くことは言語道断だ。有事には格好の標的になる。危険極まりないノース・ドックの強化、部隊の常駐を撤回、ノース・ドックを返還させ、平和で豊かな横浜をつくろう」と力を込めました。

 

 小池氏は、「カジノを止めた市民の力で、神奈川県知事には市民運動の先頭に立ってきた岸さんを」と訴え、「神奈川の議員選挙はどこも自公などオール与党と『維新』の『悪政連合』対共産党」だとして、党躍進を訴えました。

 

白石・木佐木・上野・加藤県議候補と5市議候補訴え

 

 白石ちよ千葉県議候補は「授業料だけでなく教材費などに学費助成拡充、給付型奨学金制度創設を。補聴器購入費補助制度で高齢者支援を。誰もがあきらめなくてよい社会実現に全力をつくす。千葉市から女性県議を誕生させてください」と呼びかけました。

 

 中村きみえ千葉市議候補は「市立海浜病院移転後の新病院の診療科目充実を。子どもの医療費窓口負担をゼロに」と強調。もりた真弓同候補は「デマンド型交通で高齢者などの買い物支援を」と力を込め、花見川区の党女性候補全勝を訴えました。美浜区の佐々木ゆうき千葉市議候補もあいさつしました。

 

 横浜市鶴見区の鶴見駅東口では、木佐木ただまさ県議候補が「前回233票差で議席を失い、4年間区民の願いを議会に届けられなかった。全国3位の財政力を生かし、暮らしと平和を守るために全力で勝ち抜く」と表明。古谷やすひこ横浜市議候補も「市長を代えた。次は市議会を変えていく」と訴えました。

 

 横浜市神奈川区の六角橋商店街では、上野たつや県議候補が「人権無視の校則を変えさせた。保育所出身の県議として保育士の配置基準改善や待遇改善に力をつくす。米軍ノース・ドックは増強でなく返還を」、宇佐美さやか横浜市議候補も「新市長の公約実現を後押しする」と訴えました。

 

 神奈川県藤沢市のJR藤沢駅前では、加藤なを子県議候補が「身近にある市民の切実な要求を県議会に届けるために全力を尽くす。税金の使い方を変え、命と暮らし、平和を守る神奈川へ変える」と訴えました。

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