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保険証廃止の理由ない 悪法次々強行の異常な国会 小池書記局長 ラジオで語る

2023年07月13日

赤旗2023年7月13日付

 日本共産党の小池晃書記局長は12日、ラジオ日本の「岩瀬恵子のスマートNEWS」で、国のあり方を大きく変える悪法が次々と強行された通常国会やトラブルが噴出しているマイナンバーカード、アメリカ言いなりの岸田政権の大軍拡などについて語りました。

 


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(写真)小池晃書記局長

 小池氏は、5年間で43兆円の軍事費増や原発政策を大転換する原発推進法などが成立したことをあげ「異常な国会だった」と批判。その大きな原因は、自公両党に維新、国民を加えた「悪政4党連合」が数の力で次々に悪法を強行したことだと強調しました。岩瀬氏が「国会は議論すべき場のはずなのに、今国会は議論が少ない印象だ」と話すと、小池氏は、マイナンバーカードをめぐり、新たなトラブルが続出したにもかかわらず、当初提案した法案のまま強行されたと指摘。「これでは国会の意味がない」と述べました。

 

 岩瀬氏が「マイナンバーカードに保険証をひも付けてというが、高齢者などひも付けられない人も多く、今、問題のない保険証を廃止する必要があるのか」と話すと、小池氏は「今の保険証に不便を感じている人などいない。私が医師をしていた時も、保険証が診療の妨げになったことなどなかった。廃止する理由は一つもない」と健康保険証の存続を主張しました。

 

 番組後半では、アメリカ言いなりで進められる岸田政権の大軍拡が話題に。岸田首相を説得し日本の軍事費を増やしたと自慢するバイデン米大統領の発言について小池氏は、「日本政府は発言に抗議し撤回したと言うが、ホワイトハウスのホームページには発言が今もそのまま掲載されている」と指摘。岩瀬氏が、「共産党は最近、『アメリカ言いなりやめよ』と強調していますね」と述べたのに対し小池氏は「沖縄の辺野古基地建設も、核兵器廃絶に背を向けていることも、軍事費を国内総生産(GDP)比2%以上に引き上げることも、すべてアメリカの要求。国民の暮らしを押しつぶす、アメリカ言いなりの政治をたださなければ」と応じました。

 

 岩瀬氏は「私たちの暮らしに直結する部分が全然満たされていないのに(軍事費に)お金がいってしまうのはどうかなと思う」と語りました。

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