日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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「政治とカネ」引き金に政権全体の不信へ 小池書記局長が会見

2023年12月19日

赤旗2023年12月19日付

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=18日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は18日、国会内で記者会見し、各社の世論調査で岸田政権の内閣支持率が軒並み下落したことについて問われ、「『政治とカネ』の問題が引き金を引いたことは間違いないが、それだけではない。岸田政権全体に対する国民の厳しい評価が低支持率という形で表れている」と述べました。

 

 小池氏は、どの調査も支持率が2割台前半程度に落ち込んでいると述べ、「最大の要因は、パーティー券による裏金づくりに見られる自民党の『政治とカネ』をめぐる究極的な腐敗だ」と指摘。同時に、物価高に対する「経済無策」やアメリカ言いなりの大軍拡と辺野古新基地建設の強行など、「岸田政権全体に対する批判の声が今回の『政治とカネ』の問題で一気に高まっている」と強調しました。

 

 小池氏は、「問題は、国民からほとんど不信任を突きつけられているような政権が、国民から批判を浴びている政策を火事場泥棒的に次々に進めようとしていることだ」と批判。マイナンバーカード一本化に伴う従来の健康保険証の廃止、インボイスの強行、殺傷能力のある兵器の武器輸出解禁への道、8兆円ともいわれる空前の大軍拡、憲法改悪など、「国民に対して負担を押しつけたり、この国を危うくするような方向の政策を、国民から不信任を突きつけられている政権がやろうとしている。到底許されない」と述べました。

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