赤旗2025年7月18日付
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政治に対する怒りを外国人に向ける議論があります。賃金が上がらないのも社会保障制度が貧しいのも、外国人のせいではなく日本の政治がもたらした問題です。多くの外国人はこの国で暮らし社会を支えています。根拠もなく差別を扇動しヘイトスピーチをまき散らす。一部特定の政治家だけでなく自民党や公明党までこういう議論に引きずられています。私たちは、こういう動きには反対です。
人間にファーストもセカンドもないのです。みんな大事にされるべき同じ人間です。国籍の違い、民族の違い、それぞれの違いを違いとして認め合い、多様性を尊重し、手をつないで生きていく。そこにこそ日本が進むべき道があるのではないでしょうか。
共産党は党をつくって103年間、侵略戦争に反対し民族差別にあらがい続けてきた政党です。選挙戦のなかでも訴えていきたい。