赤旗2025年7月19日付
![]() (写真)訴える、すやま初美選挙区候補(中央)と小池晃書記局長(右)、鈴木こういち比例候補(左)=18日、名古屋市中村区 |
日本共産党の小池晃書記局長(参院比例候補)は18日、愛知、千葉両県を駆け、参院選での党躍進を訴えました。参院で自公を過半数割れに追い込む可能性が切り開かれているとして「みなさんの1票で政治が大きく変わる選挙になる。そういう時だけに、どの政党に政治を変える願いを託すかが大事だ。自民党に助け舟を出す勢力や民族差別をあおる勢力が議席を伸ばせば政治は後ろに向かってしまう。自民党と正面から対決し、危険な流れにも立ち向かう日本共産党を伸ばして」と呼び掛けました。
名古屋市で小池氏は、すやま初美愛知選挙区候補の勝利を訴え「トヨタなどの大企業に対して巨額の内部留保を下請け企業と労働者に回せと正面から訴えられる唯一の候補」と強調。「愛知で比例33万に広げ、比例5議席と、すやま候補勝利の二つの勝利を実現しよう」と力を込めました。
すやま候補は、愛知県が男女賃金格差が全国で5番目に大きく、女性管理職の割合が最も少ないと指摘。「愛知から賃金格差を解消するための実効ある法律を。女性も男性も多様な性の人も自分らしく生きられる、ジェンダー平等社会への扉をこじあけさせて」と訴えました。
千葉県市川、船橋両市では白石ちよ千葉選挙区候補が、どこへ行っても消費税減税実現をとの声が寄せられると述べ、「なんとしても自公を少数に追い込み、寄せられた声を実現させよう。支持の輪を一回り二回りと広げて」と呼び掛けました。
初めて演説を聞きにきたというパートで働く市川市の30代の女性は、差別をあおる政党への危機感を語り「いま一番対抗してくれている共産党に期待したい」と話しました。