日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

「働き方」改革法案NO 厚労相の答弁は不誠実/上西教授が解明・批判

2018年05月31日

赤旗2018年5月31日付

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(写真)「とことん共産党」に出演する
(左から)小池、吉良、上西、朝岡の各氏

 日本共産党のインターネット番組「とことん共産党」は29日、「実態は過労死合法化・促進『働き方』改革法案NO!」をテーマに、ゲストの上西充子法政大学教授、吉良よし子参院議員と司会の小池晃書記局長、朝岡晶子さんが語り合いました。

 厚労省のデータねつ造について上西氏は「裁量労働の方が(労働時間が)短いというためにねつ造したものです」と批判。法案の委員会採決の当日(25日)にも新たなデータの誤りが発覚したことを指摘し、「説明もないままで納得できますか」と述べました。

 小池氏は、残業代ゼロ制度(高度プロフェッショナル制度)について「労働時間という概念が無くなる。休日もなくなる。労働時間を把握しなくなるから割増賃金もなくなる。休憩も無い」「深夜も夜中も働かせるための制度だ」と批判しました。

 上西氏は、加藤勝信厚労相の「夜中に働いた方が効率がいい」という発言をあげて、「経営者が(労働者に)夜中に働けと言える制度です」と指摘。吉良さんは、過労死遺族の方の「労働者も生身の人間です。夜は寝ないといけない」という訴えを紹介し、「深夜の労働はダメだとしないといけない」と主張しました。

 上西氏は、最低賃金1500円を訴える若者グループのエキタス京都が掲げる「手放すな働く誇りと残業代」を紹介し、「自分は過労死しない」と考える人へ働きかけることの重要性を語りました。

 また、自らが広め話題になっている「朝ごはんは食べなかったんですか?」「ご飯は食べませんでした(パンは食べましたが、それは黙っておきます)」という“ご飯論法”について、論点をそらす加藤厚労相の答弁を多くの人に知ってもらうために考えたと説明。「加藤厚労相だけではなく、安倍首相など多くの政府関係者が論点をずらして時間稼ぎをしている」と述べ、「法律をつくろうとしている責任者がのらりくらりとするというのは不誠実」と批判しました。


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