日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

参院2補選告示 政権交代ののろしを

2021年10月08日

赤旗2021年10月8日付

 岸田政権発足後、初の国政選挙となる参院山口、静岡両補欠選挙(24日投開票)が7日、告示され、日本共産党から山口補選にはかわいきよ候補、静岡補選には鈴木ちか候補が立候補しました。小池晃書記局長が山口に、田村智子副委員長が静岡に応援に入りました。一方、静岡では岸田文雄首相が自民党候補の応援で街頭演説に立ちました。

 


山口 かわい候補 小池書記局長が応援

 

写真

(写真)声援にこたえる(右から)小池晃書記局長、かわいきよ参院候補、大平よしのぶ衆院比例予定候補=7日、山口県宇部市

 小池氏は宇部市で街頭演説し、「“なによりいのち”ぶれずに貫く、市民と野党の共同候補、かわいきよさんを必ず勝利させよう」と訴えました。大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補がともに訴え。社民党山口県連合の佐々木明美代表が応援に立ち、立憲民主党の坂本史子衆院山口3区予定候補がメッセージを寄せました。

 

 小池氏は、かわい氏について、県議時代に、安倍政権による安保法制=戦争法強行に対して党派を超えて「立憲主義を考える県議の会」を結成するなど「いつも共闘の先頭に立ってきた」と紹介。市議時代には学校へのエアコン設置を推進し、新型コロナ対策でも全力をあげ奮闘する「庶民の心が分かる人だ」と語りました。かわい氏は、コロナ対策として医療体制・PCR検査の拡充、十分な補償などを訴えて進めてきたとして、「命を守るまっとうな政治に変えよう」と訴えました。

 

 小池氏は、今回の補選は19日公示の総選挙と連動する選挙になると強調。「山口は総選挙でも1区から4区まで野党共闘が実現している。補選でも総選挙でも勝利し、政権交代を実現しよう」と呼びかけました。

 

 小池氏は、共産党の志位和夫委員長と立民の枝野幸男代表が党首会談で、「新政権」について共産党が閣外協力することで合意したことを紹介。「日本共産党の99年の歴史で初めて、政権協力の合意をえてたたかう選挙だ。私たちは最初から『閣内、閣外どちらもありうる』と言ってきた。大臣ポストがほしくて野党共闘しているわけじゃない。日本の政治が変わればいい」と訴えると、街頭から“そうだ”の声が上がりました。小池氏は「そのためにもまず山口補選で勝利し、政権交代ののろしをあげよう」と呼びかけました。

 

 小池氏は、米軍岩国基地に厚木基地の空母艦載機が移駐され「岩国は東アジア最大の航空基地になっている」と批判。米軍F35Bステルス戦闘機が32機に大増強され、海上自衛隊ヘリ搭載型護衛艦「いずも」と一体での運用が狙われ、米海軍CMV22オスプレイも日本で初めて配備予定だとして、「いまや岩国はオスプレイの一大拠点だ」と批判。

 

 低空飛行訓練の拠点にもなり、爆音被害が中国地方全体に広がる実態も示し、「『アメリカいいなりやめろ』と言える国会議員が山口に必要だ。平和守れ、9条生かせの願いを、かわいさんに託してほしい」と力を込めました。

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