日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

立民と予定候補者一本化決定 小池書記局長が会見

2021年10月14日

赤旗2021年10月14日付

 

 日本共産党の小池晃書記局長は13日、国会内で記者会見し、総選挙で立憲民主党との予定候補者の一本化が決まったと発表し、「日本共産党の躍進と、市民と野党の共闘の勝利で政権交代を実現するために全力をあげる」と表明しました。こくた恵二選対委員長が同席しました。

 

 小池氏は、市民連合と野党4党首の共通政策合意や、日本共産党と立憲民主党の政権協力の合意を土台にして、共産・立民の間で予定候補者一本化の努力をはかってきたと説明。日本共産党予定候補で一本化する選挙区が3、立憲民主党予定候補で一本化する選挙区が21だと述べました。また立民が立候補を取りやめた2選挙区(千葉6区、愛媛4区)で日本共産党が新たに予定候補者を擁立し、静岡1区の島津幸広予定候補は、比例代表予定候補の活動に専念するために小選挙区の立候補を取り下げると述べました。

 

 また、新たに日本共産党の第7次比例予定候補として南関東ブロックに寺尾賢予定候補(千葉2区重複)、東京ブロックに小堤東予定候補を追加すると発表しました。

 

 小池氏は、「これまで全力で奮闘し、今回、立候補を取り下げる決断をした小選挙区予定候補者と地元党組織、後援会、サポーターのみなさんに心からの感謝と敬意を申し上げる」と表明。「予定候補者を降ろすのは簡単ではなく、人生がかかった決断だ。いろいろな議論をし、決断していただいたのは、大義のために団結して進むわが党組織の力が示された」と語りました。さらに、「小選挙区での立候補を取り下げた立民のみなさんにも心からお礼を申し上げる」と語りました。

 

 小池氏は、「一本化すれば自公与党と補完勢力に勝ちぬける選挙区を、相談しながら最大限一本化する努力を重ねた」として、「立憲民主党も努力して立候補を取りやめる選挙区があり、相互主義での対応になった。一本化すべき選挙区は基本的に実現することができた」と強調。また、日本共産党は野党連合政権が必要だと一貫して主張し、今回の総選挙では共通政策と政権協力の合意を確認し、党首会談で日本共産党の志位和夫委員長が「枝野代表の決断に敬意を表する」と述べた経過に言及。「今回の立憲民主党の決断を踏まえて、わが党も決断する必要があると判断し、22選挙区で立候補を取り下げる結論にいたった」と語りました。

 

 その上で小池氏は、党首会談で「両党で候補者を一本化した選挙区については、双方の立場や事情の違いを互いに理解・尊重しながら、小選挙区での勝利を目指す」と確認したとして、「この合意を踏まえてわが党は一本化した選挙区の勝利のために全力を尽くす」と決意を表明しました。

 

 小池氏は、予定候補者一本化についてプラスの要素が大きいかと問われ「野党の共闘を前進させ、政権交代を実現するというわが党の本気度を国民、有権者に示すことになる。そういう共産党の姿、野党共闘の姿、野党共闘のために、身をていして共闘前進のために力をつくす党の姿を示すことが党への支持にもつながる」と強調。その上で、「プラスのほうが大きくなるように努力をしていく。簡単なことではないが、これからの頑張り、あるいは立民の方たちとも、できるだけ相互に支援するような形を追求していきたい」と述べました。

 

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