日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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首相に任命責任 退陣を 神田氏辞任 小池書記局長が会見

2023年11月14日

赤旗2023年11月14日付

 日本共産党の小池晃書記局長は13日、党本部で記者会見し、自民党の神田憲次財務副大臣が税金の滞納をめぐり辞任したことについて、「『財務副大臣』が税金滞納をくりかえし4度にわたり差し押さえまで受けていた。前代未聞の事態であり、本来は罷免すべきだ」と語りました。

 

 小池氏は、「岸田首相には任命責任とともに、問題が明らかになってからここまで引き延ばした二重の責任が問われる。税の滞納だけでなく差し押さえまで受けていた。分からなかったはずはないと思う。そういう人物を徴税担当の財務副大臣に据えてきたことは根本的に任命責任が問われる」「ずさんな政権運営の象徴と言える」と指摘しました。

 

 小池氏は、9日の参院財政金融委員会での自身の質問に対し、神田氏は、どういう事態に至ったか「全部、精査中」だと述べていたと紹介。財務省が13日に提出した報告書は、税金滞納の日時・金額を示しただけだったとして、「事態の真相を示すものでは全くない。精査すると言ってこのようなものを出した」と批判しました。その上で「なぜこういう滞納を繰り返したのか、神田氏の政治資金運営上の問題がなかったのか、そういうことを含めた全容解明が必要だ。辞めて疑惑にフタをすることは許されない」と語りました。

 

 小池氏は、神田氏が予算編成を担当すると就任会見で述べていたことに触れ、「こういう副大臣のもとで編成、提出されたのが補正予算案だ。これも問題になっていく」と指摘しました。

 

 第2次岸田再改造内閣発足後、3人目の副大臣・政務官辞任になった事態について問われ、「法務副大臣が公職選挙法違反、財務副大臣が税金滞納と差し押さえ、文部科学政務官が女性問題―ミスキャスト中のミスキャストであり、最も不適切な人物を据えた無責任な政権であることを示している。物価対策の無為無策とあわせ、退陣を求めていきたい」と述べました。

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