赤旗2025年8月5日付
(写真)記者会見する小池晃書記局長=4日、国会内 |
日本共産党の小池晃書記局長は4日、国会内で記者会見し、自民党派閥の裏金事件を巡り、東京地検特捜部が萩生田光一衆院議員の政策秘書の略式起訴を検討しているとの報道について問われ、「議員本人の政治的な責任が問われる」と指摘しました。
政策秘書には、旧安倍派からの政治資金パーティー券収入の還流分約2千万円を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがあります。特捜部は昨年末に不起訴としましたが、今年6月に検察審査会が「起訴相当」と議決。特捜部が再捜査していました。
小池氏は、萩生田氏について「まず自らの疑惑をきちんと説明することが必要だ。証人喚問などの形で真相解明のための国会招致も当然必要になってくる」と強調。「石破(茂)首相に退陣を迫るような資格はない」と批判しました。


