(写真)住民(手前)の要望を聞く(正面左から)高田、斉藤、小池、高橋の各氏=28日、盛岡市
岩手県でツキノワグマの被害と対策を調査した日本共産党の小池晃書記局長は28日夜、市街地へのクマ出没が多発する盛岡市で住民の要望を聞きました。高橋千鶴子前衆院議員と斉藤信、高田一郎の両県議、三田村亜美子・盛岡市議、菅原則勝・党岩手県委員長が同席しました。
盛岡市内では今年度、ツキノワグマの出没が過去最多となり、6日の時点で465件にのぼっています。
東大通商業振興会の颯田淳(さつた・じゅん)会長は、昼の時間帯と比べて夜間に飲食店を利用する客が極端に減ったとして「このままの状態が続けば、営業が立ち行かなくなる。(行政は)災害級の対応をしてほしい」と訴えました。
松園2丁目町内会役員の吉田統一氏は、毎日のように住宅街でクマが出ているとして「どうしていいか分からず、ただただ怖い」と語りました。
三田村氏は「地域の高齢者からよく聞くのは、クマの出没に関する情報が得られないという声だ」と述べ、子どもたちが外で遊べない状況も続いていると説明しました。
小池氏は「人口が多い都市部でクマの恐怖におびえる日々は、もはや災害です。国にもしっかりと対策を求め、住民が安心して暮らせるように力を尽くしたい」と語り、クマ出没の影響で収入が減った飲食店や商店の経営者、農業者への経済的支援が急務との考えを示しました。


