日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

小池書記局長が会見

2018年09月11日

赤旗2018年9月11日付

 日本共産党の小池晃書記局長は10日、国会内で記者会見し、9日投開票された沖縄統一地方選挙の結果や、10日の安倍晋三首相による自民党総裁選の共同記者会見などについて語りました。

沖縄統一地方選挙――大きな手ごたえ、玉城氏勝利にがんばりたい

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(写真)記者会見する小池
晃書記局長=10日、国会内

 小池氏は、沖縄統一地方選挙で、米軍普天間基地がある宜野湾市をはじめ四つの議員選挙で共産党候補がトップ当選したことなどにふれ、「大きな手ごたえを感じる選挙だった。引き続き県知事選の玉城デニー氏の勝利のためにがんばりたい」と表明しました。

 小池氏は、辺野古新基地建設の是非が最大の争点になっている名護市議選(定数26)で、与党の獲得議席が半数の13議席にとどまったことに言及し「過半数獲得を目指した与党が半数にとどまり、新基地建設に反対している議員が過半数になった。新基地反対の民意が示された」と強調しました。

 また、小池氏は、多くの自治体で共産党候補の得票数が前回を上回ったことにふれ「有権者、支持者、党員のみなさんに奮闘いただいたことに敬意を表したい」と述べました。

自民党総裁選と首相の改憲発言――強行突破など許されない

 10日の自民党総裁選の候補者共同会見のなかで安倍首相が、9条改憲案を秋の臨時国会に提出すると明言したことに対し小池氏は「きわめて重大だ。総裁選をテコにし、自分の改憲案の強行突破をはかろうとするのは許されないことだ」と厳しく批判しました。

 小池氏は、安倍首相が3日の自衛隊高級幹部会同で自衛隊明記の9条改憲を念頭にした訓示を行った問題にあらためて言及し、「憲法99条の憲法尊重擁護義務をないがしろにしているといわざるをえない」と指摘しました。

 安倍首相が口にした「戦後日本外交の総決算」についても、「“戦後日本外交の総決算”をするのなら、日米地位協定の抜本改定や、アメリカ言いなりの根源にある日米安保体制からの脱却をはかるべきだ」と反論しました。

佐喜真氏の「女性の質の向上」暴言――知事として不適格

 小池氏は、沖縄県知事選(13日告示・30日投票)を前に行われた5日の公開討論会で、自民、公明、維新が推薦する佐喜真淳氏が「女性の能力は年々上がっている」「女性の質の向上」などと述べたことについて「女性を下に見ていなければ出てこない発言で、知事として不適格だ」と批判しました。

 小池氏は、問題の発言を「差別的な意識がひどい」と痛烈に批判。一方、「オール沖縄」の予定候補者の玉城デニー氏が討論会で「女性が仕事しやすい環境のために待機児童を解消する」と述べたと紹介し「真逆の立場をとっており、争点がいよいよはっきりした。『オール沖縄』の結束を保ちあらゆる力で勝利したい」と強調しました。


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