日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

検索

かけある記

小池晃の活動報告

「比例は共産党」広げに広げ、はたやま予定候補の議席必ず 北海道オンライン演説会 小池書記局長が訴え

2021年08月08日

赤旗2021年8月8日付

共闘選挙始まりの地から政権交代を

 

 総選挙での勝利に向け、日本共産党衆院北海道ブロックのオンライン演説会が7日、開かれ、小池晃書記局長が「国政選挙での野党共闘が始まったのが北海道。この共闘を前進させる成否は、日本共産党が比例選挙でどれだけ勢いを示すかにかかっている」と強調し、「『比例は共産党』と広げに広げ、北海道で50万票を。はたやま和也予定候補の『宝の議席』を必ず取り戻そう」と訴えました。

 


写真

(写真)北海道オンライン演説会で訴える小池晃書記局長

 小池氏は、はたやま氏が比例予定候補発表後、道内179市町村の8割を訪問、470団体と懇談し、政府交渉は30回以上だと述べ、胆振(いぶり)東部地震の被災3町を毎月のように訪ねて復興を支援し、「誰よりも現場を大切にしている」と強調。衆院議員当時の国会論戦は77回、首相との対決は10回に上り、農林漁業や鉄路を守れと迫ったとして、「故郷(宮城県)石巻の東日本大震災での被害の経験を胸に、命と暮らしを守る決意をさらに固め、何があってもぶれない政治家だ」と語りました。

 

 小池氏は、野党共闘による選挙が始まった2016年衆院北海道5区補欠選挙以来の17年総選挙、19年知事選などでの共闘の発展を振り返り、選挙ごとに「共産党は自分の選挙のように真剣にたたかってくれる」と市民・他党からの信頼が広がったと指摘。19年参院選では「市民の風・北海道」などが「共闘前進には共産党」「比例は共産党」と訴えたと述べ、「今年4月の衆院2区補選でも、力をあわせて松木謙公候補を勝利させた」と強調しました。

 

写真

(写真)拍手にこたえる、はたやま和也比例予定候補(左から4人目)と小選挙区予定候補ら

 小池氏は、4月には衆院北海道2区補選に加えて、参院長野選挙区補選・参院広島選挙区再選挙でも全勝し、東京都議選でも「共闘の効果がはっきり示された」と指摘。国会共闘では前回総選挙後4年間で64本の法案を野党が共同提案し、今年の通常国会でも10法案を共同提出したと述べ、「北海道の野党共闘をさらに強めるためにも、比例での日本共産党の躍進、はたやまさんの議席は絶対に必要だ。菅政権を倒して新しい政治をつくるために力を合わせよう」と呼びかけました。

 

 小池氏は、全国的な新型コロナウイルス感染急拡大の中で、中等症でも入院を制限して「自宅療養」とする菅政権の方針転換を厳しく批判し、全面撤回を要求。「感染急拡大の札幌市での競歩、マラソンの開催も矛盾したメッセージになる」と述べて五輪の中止決断を求めました。

 

 小池氏は、安保法制施行5年で米軍と自衛隊の一体化が進み、北海道でも、昨年1~2月の日米共同演習「ノーザンバイパー2020」に、沖縄の米海兵隊と陸上自衛隊北部方面隊が過去最高の4100人参加し、危険な軍用機オスプレイが千歳市や苫小牧市の市街地上空を夜間も含めて繰り返し旋回飛行したと告発。今年6~7月の米陸軍と陸自の実動演習「オリエントシールド21」では、矢臼別演習場(別海町など)で、射程300キロの米軍の最新鋭ロケット砲が初めて使われたとして、「北海道を戦争の訓練場、出撃拠点にするな」と訴えました。

 

 小池氏は、日本最大の食糧基地の北海道で「ななつぼし」「きらら397」などの米価がコロナ禍の消費低迷で10%超も低下し、記録的な高温少雨も加わり、北海道の農林漁業は二重三重の困難にあると述べ、「77万トンのミニマムアクセス米の輸入停止と余剰米の買い上げなど、国がやるべきことはいくらでもある」と強調しました。

 

 また、菅政権が運転開始40年超の老朽原発などの再稼働を進めるとともに、核のゴミを金の力で押しつける卑劣さを告発。北電が再生可能エネルギーを送電線につながず、原発用に容量を空けていることも指摘し、「原発ゼロ、再生可能エネルギーの北海道へ力を合わせよう」と語りました。

 

 さらに小池氏は、JRが「赤字」を理由に鉄路廃止をもくろむ一方で、大赤字の北海道新幹線ではトンネル残土に基準値の数百倍のヒ素が確認され、その有害残土を住民に押し付けようとするなど「暮らしをないがしろにしている」と批判。「北海道つぶしの亡国の政治を政権交代で終わらせよう」と訴えました。

 

はたやま比例予定候補ら決意

 

 オンライン演説会では、衆院北海道ブロックのはたやま和也(前衆院議員)、伊藤りち子(道3区重複)の両比例予定候補、道内の小選挙区予定候補が日本共産党との出会いや、党の値打ちを語り、元気いっぱい決意表明しました。

 

 はたやま氏は、戦前の暗黒政治の時代に命がけで侵略戦争に反対した日本共産党を知って人生と社会進歩を重ねてきた活動を振り返り、「国民の苦難軽減のため、頑張る共産党が伸びれば必ず政治は変わります。市民と野党が力を合わせて政権交代を実現しましょう」と呼びかけました。

 

 「政治活動の原点が平和を守ること」と語り始めた伊藤氏は、命を軽視し、五輪を強行してコロナ対策で無為無策を続ける菅政権に審判をと言います。

 

 松井真美子4区、橋本みか5区、石川明美7区、松橋ちはる9区、菅原まこと12区の各予定候補が訴えました。東京都議選へ支援オルグに入ったインタビュー動画を流しました。

 

 札幌市東区の女性は「『五輪よりもコロナ対策を』との訴えが世論をリードし、党の政策が国民に届いていることが実感できました。今日の演説会を力に、支部の目標をみんなと一緒にやりあげ、はたやまさんを必ず国会に戻したい」と話しました。

 

 「戦争させない市民の風・北海道」、立憲民主党道連、社民党道連、新社会党道本部がメッセージを寄せました。

月別

ご意見・ご要望