日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

「平和を守って」と聴衆 「戦争国家」を止める 群馬 3県議実現を

2023年02月06日

赤旗2023年2月5日付

小池書記局長

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(写真)声援に応える小池書記局長(中央)と各予定候補=4日、群馬県高崎市

 

 日本共産党の小池晃書記局長は4日、群馬県高崎市で開かれた党の選挙勝利総決起集会に参加し、4月の統一地方選での勝利にむけ、「県議選では現有2議席から3議席へ躍進を。高崎での議席死守は3議席実現にとって絶対不可欠のたたかいだ。伊藤祐司県議の後継者として、大沢あや子さんを県議会に送ろう」と支援を呼びかけました。

 

 会場の高崎市総合福祉センターはつめかけた参加者で満杯に。県議選と高崎、安中(あんなか)、藤岡、富岡各市議選、甘楽(かんら)町議選をたたかう各予定候補が紹介され、現職から議席を引き継ぐ大沢あや子県議予定候補(新、高崎市区)が決意を表明しました。

 

 小池氏は県政について、自民党直系の現知事がマイナンバーカード推進など政府の政策推進のお先棒を担ぎながら、大型開発熱中の政治を行っていると批判。その中で共産党県議団は、40年前に安中公害を生みだした東邦亜鉛の有害スラグを告発し、県が措置命令を出さない中でも、同社に自主的な回収を始めさせたほか、大同特殊鋼の有害スラグ問題も追及するなど、「大企業に堂々ともの言える共産党ならではの論戦をしてきた」と強調しました。

 

 また、新型コロナ対策で7回にわたり緊急要請を行い県政を動かしてきたこと、多くの自治体で学校給食の無償化を実現して全国をリードし、子ども医療費を高校生まで無償化に踏み切らせた実績も紹介。県政は事実上の「オール与党」体制だとして、「県民の立場でもの言う共産党の議席がどうしても必要だ。県民の痛みを一番わかっている共産党県議団を大きくしよう」と呼びかけました。同時に、市町議選での全員勝利を訴えました。

 

 国政について小池氏は、岸田政権の大軍拡の危険性を糾弾。敵基地攻撃能力として、他国の領土まで届く射程を持つ「極超音速兵器」の導入が狙われていることなどを告発し、「いまやろうとしていることは『専守防衛』に完全に矛盾する」と批判しました。

 

 さらに、米国の「統合防空ミサイル防衛」(IAMD)は先制攻撃の方針を公然と掲げ、同盟国と「シームレス(切れ目なく)に融合」して攻撃することを明記しており、先制攻撃の戦争に日本が参加する危険があると警告。暮らしも平和も経済も壊す「戦争国家づくり」を止めようと訴えると、大きな拍手が湧き起こりました。

 

「県政変える」大沢予定候補決意

 

 伊藤祐司県議から議席のバトンタッチをめざす新人の大沢あや子県議予定候補は「県は財政力全国11位でありながら、健康増進などに使われる衛生費は44位、人口あたりの児童福祉施設数は最下位」と指摘。子ども医療費無料化を18歳まで拡大する方針を県が発表したことは「県民の運動と党の議会論戦の大成果」と述べ、「住民の福祉のための県政に変えたい。県議会に送り出してください」と訴えました。

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