赤旗2025年5月15日付
（写真）発言する小池晃書記局長＝１４日、党本部 |
日本共産党の小池晃書記局長は１４日に開かれた全国都道府県委員長・書記長会議で、参院選と都議選での「市民と野党の共闘」の現状と課題について報告しました。
小池氏は、今後「大きな激動の可能性をはらんだ緊迫した情勢が展開する」として、解散・総選挙含みの情勢になると述べました。そして、この間「党として市民と野党の共闘の新しい発展のために可能な努力を進めてきた」と強調。参院選１人区での立憲民主党との候補者一本化については▽選挙協力の意思の確認▽選挙協力の旗印―共通政策の確認▽対等平等・相互尊重という選挙の戦い方での合意という３点が必要であると述べました。そして、維新の会や国民民主党など「補完勢力」とたたかう立場も求められると表明しました。
選挙戦をたたかう旗印について小池氏は「『共闘の一丁目一番地』である安保法制の廃止と立憲主義を取り戻すことが必要だ。それ以外にも、企業・団体献金の禁止や消費税減税などが必要になる」と指摘しました。