赤旗2025年5月23日付
![]() (写真)党南関東ブロックで集めた署名を受け取る小池書記局長・参院比例予定候補(前列右から3人目)ら=22日、国会内 |
南関東ブロックの日本共産党は22日、消費税5%への減税や紙の健康保険証を残すことなどを求める約1万筆分の署名提出行動に取り組みました。神奈川、千葉、山梨の3県の地方議員・予定候補ら約30人が参加。国会内で、小池晃書記局長・参院比例予定候補、あさか由香・参院神奈川選挙区予定候補、白石ちよ・同千葉選挙区予定候補、そうだ記史・同山梨選挙区予定候補に手渡しました。
あいさつに立った小池氏は消費税減税について、世論調査では減税・廃止を求める声が7割あると同時に、7割が財源を示すことを望んでいることを紹介。「この声に応えることができるのは、恒久的な減税には大企業と富裕層に応分の負担を求めるという恒久財源を示している共産党しかない」と強調しました。
小池氏は、石破首相が賃上げ効果はなかったと認めながら大企業優遇税制を続けていると批判。「これは財源問題にとどまらず、国の政治のゆがみをただすということ。その立場に立つのは共産党しかないということがはっきり現れている。大いに南関東中に訴えていこう」と呼びかけました。
あさか予定候補は、対話ではアメリカ言いなり政治への批判が多く寄せられていると発言。先日、アンケートに小学6年生が「アメリカ言いなりやめて」と答えたことに触れ「日本は今、変わっていく時期だと実感した」と話しました。
白石予定候補は「消費税減税は赤字国債で」と言う人との対話を紹介。共産党の財源論を伝えると「これから共産党も見ておく」と変化したことを挙げ、「やっぱり対話が必要。語りかけを強めたい」と語りました。
そうだ予定候補は、JAとの懇談で、価格保障と所得補償で農家を支援する共産党の政策に期待が寄せられたことを紹介。参院選での共産党勝利に向けて「全力で頑張りたい」と決意を語りました。
同行動には、畑野君枝、斉藤和子両元衆院議員が同席しました。