赤旗2025年6月19日付
![]() (写真)声援に応える小池晃書記局長(左)とや英津子候補=18日、東京都練馬区 |
日本共産党の小池晃書記局長は18日、東京都議選で練馬区で3期目をめざす、とや英津子候補(現)を押し上げるため、「宝の議席を必ず守り抜かせてほしい」と力強く訴えました。
練馬区は定数7を16人が争います。石神井公園駅前で演説した、とや氏は「個人の尊厳が守られる東京をつくるための大きな一歩がかかった選挙だ。ぶれずにまっすぐ声を届けてきた。みなさんの願いを寄せてほしい」と訴えました。
小池氏は、とや氏をはじめ野党第1党の共産党都議団が力を合わせ、学校給食の無償化、シルバーパス値下げ、補聴器購入費助成の拡充、今夏の水道基本料金無償化などを実現したと力を込め、東京都の豊富な財政を使えば「暮らしをもっと応援できる」と強調し、とや氏に「その仕事をやらせてほしい」と訴えました。
大争点の物価高騰を巡り、小池氏は、石破茂首相が主要7カ国首脳会議(G7サミット)で訪問したカナダで2万円の現金給付が消費税減税より効果的だと述べたが「配るお金があるなら税金を取らなければ良い」と語り、消費税一律5%の減税は平均的な勤労者世帯で年間12万円の減税になると強調しました。
平和の問題を巡り、小池氏はG7サミットがイスラエルの対イラン先制攻撃を擁護する共同声明を出したが、当初はイスラエルを非難した石破首相がG7サミットでどんな態度をとったか厳しく問われると批判。イスラエルがパレスチナ・ガザ地区で行っているジェノサイドを批判し「みなさんの平和への願いを共産党に託してほしい」と訴えました。