日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

埼玉県議選8議席へ躍進を 川口 小池書記局長が訴え

2023年02月06日

赤旗2023年2月6日付

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(写真)県議選、市議選での党躍進を訴える小池晃書記局長らの訴えを聞く人たち=5日、埼玉県川口市

市議選全員勝利を

 

 日本共産党の小池晃書記局長は5日、埼玉県川口市で街頭演説し、統一地方選での県議選現有6議席確保・8議席への躍進、川口市議選での1議席増・6議席確保を多くの市民に訴えました。

 

 川口駅前には多くの聴衆がつめかけ、山﨑すなお県議予定候補(川口市区)と6人の川口市議予定候補が勝利を訴えました。

 

 小池氏は、新型コロナ禍から県民の命を守るため、PCR検査拡充や病床拡大を求め介護施設や障害者施設での検査拡充を行わせ、保健師の増員、営業時間短縮を余儀なくされた飲食店への協力金支給を迅速に実現させた党県議団の実績を紹介しました。

 

 さらに、国公立大の医学部がなく全国で最も医師が足りない同県で、医学生への奨学金制度を提案し、募集5人だった制度が昨年度は50人に増え、これまで136人の医師が県内で活動していることなど、議員団の輝かしい活動を話しました。

 

 小池氏は一方で、県議会で過半数を握る自民党が、山岳遭難ヘリの有料化条例、原発再稼働の意見書採決強行など「全国でも例をみない特異な決議を押し通してきた」ことを告発。「自民党県政への逆戻りを許さないためには、県民の暮らし第一にぶれずに貫く強力な県議団が必要」と強調し、8人の県議団になれば本会議で代表質問が行えるようになり全常任委員会に所属でき、「県民の声がグーンと届く県議会をつくれる」と語りました。「全国5番目の財政力を暮らし応援の埼玉県に変えるため、8人全員勝利を」と呼びかけました。

 

ジェンダー平等の政治に変えよう

 

 国政について小池氏は、少子化の一つの原因であるジェンダー差別について話を進め、女性の育児時間が男性の4・6倍であることなど、家事や育児、介護をもっぱら女性に担わせてきた政治が子どもを産み育てることを困難にさせてきたと指摘しました。

 

 男女賃金格差の解消、選択的夫婦別姓、同性婚の法制化などを訴えた小池氏は、同性婚の法制化に対し、岸田文雄首相が「極めて慎重に検討すべき」だと拒絶し、その理由に「家族観や価値観、社会が変わってしまうから」と述べていることに言及。同性婚を「見るのも嫌だ」と発言した秘書官を更迭したが、「愛するもの同士が結婚することを同性だから認めないのは、首相もそのような価値観、家族観ということだ」と痛烈に批判しました。

 

 その上で、「多様性を尊重すると言うのなら多様な家族のあり方を認め同性婚の法制化に踏み切るべきだ」と主張。統一地方選での共産党勝利で「ジェンダー平等の政治に変えよう」と呼びかけました。

 

県議・市議選予定候補者が訴え

 

 埼玉県議選の南2区(川口市、定数7)で現職の村岡正嗣県議の議席の継承をめざす元県立高校教師の山﨑すなお予定候補は、格差社会のしわ寄せが子どもにいく現状を変えるため立候補したと訴えました。

 

 山﨑氏は「どの家庭に生まれた子どもでも豊かな教育を受け、未来に希望が持てる社会の実現を」と語り、「子どもの直面する問題を解決するためには、おとなの直面する問題を解決する必要がある」と格差・貧困の根本的解消を訴えました。

 「平和を守ることを政治の責任で実現していく」と力強く述べました。

 

 川口市議選(定数42)の金子ゆきひろ、松本さちえ、板橋ひろみ、矢野ゆき子、井上かおる=以上、現=、ふじしまともこ=新=の6予定候補も紹介されました。

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