日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

高知県議選・高知市議選勝利を 国いいなり県政 共産党全員勝利で変えよう

2023年02月27日

赤旗2023年2月27日付

小池書記局長訴え

 

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(写真)聴衆の応援に応える小池晃書記局長(中央)と、県議予定候補=26日、高知市

 統一地方選・高知県議選(3月31日告示)での躍進、県都高知市議選勝利をめざし、日本共産党の小池晃書記局長は26日、高知、南国両市を訪れ、党への支援・支持を訴えました。

 

 高知市中央公園での街頭演説、南国市地域交流センターでの演説会には、大勢の市民がつめかけました。

 

 小池氏は、公立・公的病院の統廃合や病床削減、国保料の値上げにつながる保険料県内統一など、国の政策・方針いいなりの浜田県政の実態を告発。さらに、最低賃金が東京都に比べ時給220円も低いなか、全国知事会も要望している全国一律の最賃制度を否定し、高知農業に大打撃となる農産物輸入自由化に反対せず、米価暴落対策も否定する県民に冷たい県の姿勢を批判しました。

 

 「国いいなりの知事にものを言うのが県議会の役目だが、県議の7割以上を占める自民・公明などが県民の切実な要求にことごとく背を向けている」と指摘し、これら議会与党が、軍事費増を求める意見書までも可決したと告発。さらに、自民党県議5人が統一協会との関わりを指摘されるもと、統一協会との関係断絶を求める意見書に自民・公明が反対して否決したことを糾弾しました。

 

 小池氏は、こうした県政・県議会の状況のもとでも、日本共産党県議団が、コロナ対策で、無料PCR検査センターの設置、高齢者施設での頻回検査導入、中小零細業者への県独自の支援を実現させたことを紹介。住民運動と力を合わせ少人数学級の中学校全学年までの拡大、高知市内での特別支援学校新設など数々の実績をあげたとして、「県民の声で県政を動かす共産党県議団の値打ちは抜群だ」と語りました。

 

 県議選で日本共産党は、学校給食費の無償化、子ども医療費の中学校卒業までの無料化、子どもの国保料免除の「子育て三つのゼロ」と、介護保険料の引き下げ、補聴器購入補助、デマンド交通の抜本拡充の「くらし応援三つの安心」を掲げていることを紹介。「県民の痛みを知る日本共産党予定候補全員勝利で、物価高騰から暮らしを守る県政をつくる選挙にしよう」とよびかけました。

 

反戦平和を今こそ高く

 

 小池氏は、ロシアのウクライナ侵略から1年を経て、国連総会緊急会合が23日に、圧倒的多数でウクライナからの即時撤退を求める決議を採択したことに言及。「『国連憲章を守れ』の一点で団結することが平和を築く力になる。今こそ反戦平和を高く掲げよう。憲法9条をもつ日本は戦争の心配のない東アジアと世界へむけ大きな外交戦略を持って臨むべき国だ」と主張しました。

 

 岸田政権が打ち出している「異次元の子育て支援」「子ども予算2倍」に関連して小池氏は、木原誠二官房副長官が、「子どもが増えれば倍増が実現する」と発言したことを「ふざけているのか。子どもが2倍になれば児童手当も2倍になるのは当たり前のことだ。これでは『何もしません』といっているようなものだ」と痛烈に批判。子育て支援で最も求められているのは教育費負担の軽減だと述べ、軍事費は世界第3位を目指しながら、教育費は先進国最低レベルの岸田政権を「やっていることがあべこべだ」と重ねて批判しました。

 

県議ら訴え

 

 高知市の演説会では、つかじさち、中根さち、岡田よしひでの各県議と、はた愛、細木りょう両高知市議(県議予定候補)がそれぞれあいさつし、「軍拡より命、暮らしを最優先の立場で頑張ってきた。戦争はいやだ、暮らし守れの声を束ねて頑張る」「6議席で暮らしを守る県政に」などと訴えました。

 

 岡本かずや元県議のメッセージが紹介されました。

 

 7人の高知市議予定候補や土佐町、田野町、奈半利町、黒潮町の各町議選予定候補者が紹介されました。

 

 南国市の演説会では、第1部「市民と野党の共同演説会」で、各野党の代表があいさつし、立憲民主党県連代表の武内則男前衆院議員がメッセージをよせました。

 

 岡田よしひで県議は「南国市の2議席を自民党独占に戻すわけにいかない。最後まで全力で頑張り抜く」と表明しました。

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