日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

自民党県政への逆戻りを許さない強力な共産党を 埼玉 春日部・越谷 小池書記局長が訴え

2023年04月04日

赤旗2023年4月4日付

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(写真)聴衆の応援に応える(右から)小池晃書記局長、松本ひろかず県議候補、今期で勇退する秋山文和県議=3日、埼玉県春日部市

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(写真)ばばひろし県議候補(左)の必勝を訴える小池晃書記局長(右)と、各市議予定候補=3日、埼玉県越谷市

 大激戦の統一地方選で、日本共産党の小池晃書記局長は3日、埼玉県の春日部・越谷両市を駆け回り、「自民党県政への逆戻りを許さない強力な共産党県議団が絶対に必要だ」と語り、県議選で現有6議席確保・8議席への躍進を訴えました。松本ひろかず、ばばひろし両県議候補らが決意を表明しました。

 

 小池氏は、共産党県議団が、新型コロナ対策を前進させるとともに、人口比で医師が全国一少ない埼玉県で、医学生への奨学金制度を提案・実現し、県内で136人の医師が働き始めたことなどを紹介。さらに、大野県政に対し、住民を苦しめる政策には反対してただす役割を果たしてきたとして、国の号令に従って、県が国保税への独自支援を5年間で328億円から48億円に削減し、県内の75%の自治体で値上げが進んでいることに対し、「間違っていると迫っているのは共産党しかない」と語りました。

 

 一方、県議会で過半数を占める自民党が、原発再稼働を求める意見書を強行し、再エネ普及を妨害したと指摘。自民党が住宅太陽光発電の補助を「意義がない」として廃止させたのに対し、共産党県議団が、日照時間の長い埼玉県では太陽光発電の潜在力が大きく、活用すべきだと提案し、補助を復活させたと述べました。

 

 4年間で党県議団は県民の請願の93%の紹介議員になったことに言及した小池氏は、「県政の足を引っ張るのが自民党だ。県民の暮らしを良くする政策に賛成し、苦しめる政策に反対するのが共産党だ。暮らし第一を貫く共産党県議団を大きく」と訴えました。

 

 春日部では、市内に児童相談所が1カ所もなく、「子どもの痛ましい虐待事件が起こった。議席を守り抜いて児童相談所を実現しよう」と訴えました。

 

 国政について小池氏は、岸田政権の「異次元の子育て支援」には、「教育費負担の軽減という一番大事な中身がほとんどない」と批判。小池氏が参院本会議で、大学の学費半減、入学金の廃止、返済不要の奨学金創設、学校給食の無償化の四つの提案をするも、岸田首相が拒否したとして、「軍事費は世界3位を目指しながら、教育予算は先進国最低というのは、やることがあべこべだ」と強調しました。

 

松本・ばば候補 力込め訴え

 

 春日部市では、県議選東7区(春日部市、定数3)で新旧交代をめざし、自公の現職、保守系無所属の新人と争う松本ひろかず候補=新=が「私以外の候補は、大軍拡・大増税を進める側にいる人たちです。平和と暮らしを守り、県民の願いをしっかりと届けられるのは、私だけです」と力を込めました。

 

 松本氏を推薦する、社民党春日部総支部の菊里隆代表が「野党共闘でともにたたかおう」とメッセージを寄せました。

 

 越谷市では、県議選東8区(越谷市、定数4)の、ばばひろし候補=新=が、「32年間、会計事務所で働いてきた経験を生かし、埼玉県のお金の使い方を見直したい。共産党が6議席から8議席になれば、議案を提案できます。押し上げてください」と呼びかけました。

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