日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

大軍拡反対・暮らし守る議席必要 長野県佐久・上田 小池書記局長訴え

2023年04月05日

赤旗2023年4月5日付

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(写真)ふじおか義英県議候補(左)の必勝を訴える小池晃書記局長=4日、長野県佐久市

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(写真)高村京子県議候補(左)の必勝を訴える小池晃書記局長=4日、長野県上田市

 日本共産党の小池晃書記局長は4日、長野県佐久、上田両市を訪れ、県議選での現有議席確保・議席増と、ふじおか義英(佐久市・北佐久郡区、前職)、高村京子(上田市・小県郡区、現職)両候補の勝利にむけ、多くの市民に支持を訴えました。

 

 小池氏は、「当落を争うところまで追い上げています。1票を争う大激戦、この勢いを広げに広げてください。大軍拡に反対し県民の命と暮らしを守る議席が必要です」と語り、前回わずか113票差で惜敗したふじおか候補の議席奪還、自民、公明両党が議席独占を狙う上田市・小県郡区での高村候補の議席絶対確保をよびかけました。

 

 小池氏は、今では自民党いいなりの阿部県政が、環境も財政も破壊するリニア新幹線を推進しながら、子どもの医療費窓口負担・学校給食の無料化と福祉灯油に背を向ける冷たい政治を続けていると告発。さらに、共産党以外の「オール与党」勢力が、「国保税の負担軽減」「選択的夫婦別姓」を求める意見書や「消費税の増税に反対する」意見書をことごとく否決する一方、国会の憲法審査会で改憲議論の推進を求める意見書を強行可決したことをあげ、「良いことは否定し、悪いことはすすめる。とんでもない」と批判しました。

 

 こうした状況のなかでも共産党県議団は、▽子ども医療費の窓口負担軽減を進めてきた▽全ての学校でのエアコン設置▽住宅用太陽光発電・蓄電池への補助▽学校給食費無償化に向けて県の姿勢を変化させてきた―など数々の成果をあげてきました。県議団の数々の実績を紹介した小池氏は、「小中学校の給食費」「子どもの国保税均等割」「高校卒業までの医療費と1回500円の手数料」―この三つをゼロにしようとよびかけました。

 

 小池氏は、佐久市・北佐久郡区の自民現職2人が統一協会関連行事・ピースロードに賛同・参加し、上田市・小県郡区の自民現職は、地元のピースロード実行委員長を務めるなど、統一協会と「ズブズブの関係」だと告発。「共産党の勝利で、統一協会との癒着をきっぱり断ち切らせよう」と力説しました。

 

 国政について語った小池氏は、「物価が高騰しており大幅な賃上げが必要だ」と強調。賃上げに向け「財界にお願いする」と言う岸田文雄首相を、「お願いではなく、具体的に賃金が上がる仕組みをつくるのが政治家の仕事だ」とばっさり批判。500兆円までに膨れ上がった大企業の内部留保に時限的に課税し、その財源で中小企業での賃上げ支援をする党の「構造的賃上げ政策」を紹介し「長野県でも最低賃金時給908円を1500円にして、8時間働けばまともに暮らせる社会にしよう」とよびかけました。

 

ふじおか・高村県議候補が訴え

 

 4年ぶりの議席奪還を目指す、ふじおか義英候補は「学校給食無償化など、命・くらし最優先の県政実現のため、私を再び県議会に」と訴えました。佐久市の保育園に勤務する子育て中の女性が、応援演説に立ちました。

 

 7期目を目指す高村京子候補は「軍事費にお金を使うよりも医療、介護など社会保障を充実させるよう頑張ります」と決意表明。無言館館主の窪島誠一郎氏からの激励メッセージが紹介されました。

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