日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

共産党勝利で病院、県営住宅つぶしノーを 冷たい村井県政変えよう 宮城県議選 小池書記局長訴え

2023年10月16日

赤旗2023年10月16日付

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(写真)天下みゆき県議候補(右)への支持を訴える小池晃書記局長=15日、宮城県塩釜市

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(写真)聴衆の声援にこたえる金田もとる県議候補(左)と小池晃書記局長=15日、仙台市青葉区

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(写真)大内真理県議候補(右)の必勝を訴える小池晃書記局長=15日、仙台市宮城野区

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(写真)聴衆の声援に応える福島かずえ県議候補(右)と小池晃書記局長=15日、仙台市若林区

 大激戦となっている宮城県議選(22日投票)での日本共産党候補の勝利をめざし、日本共産党の小池晃書記局長は15日、塩釜市、仙台市の6カ所を駆けめぐり、天下みゆき(塩釜市・定数2)、金田もとる(仙台市青葉区・同7)、ふなやま由美(太白区・同5)、福島かずえ(若林区・同3)、大内真理(宮城野区・同4)、中嶋れん(泉区・同5)の各候補とともに「全員勝利で、冷たい村井県政を変え、いのち守る政治の実現を」と訴えました。

 

 雨のなか街頭には多くの市民がつめかけました。小池氏は、県議選の最大の争点は「住民の命を守る4病院の再編統合を許すのか、守るのか」だと指摘。県内栗原、登米の両市で保健所を削減し、今度は病院つぶしまで行おうとしている村井嘉浩知事について「県民の命をなんだと思っているのか」と痛烈に批判しました。

 

 小池氏は、村井知事自身の任命した審議会が、精神医療センター移転に誰一人として賛成していないにもかかわらず、知事が「審議会がどういう結論を出そうが私の結論は変わらない」と強弁したことを「まるで独裁者ではないか」と指摘。さらに知事が「私を止められるのは、県議会だけ」と述べていることをあげ、「それなら共産党の議員を増やし止めようではありませんか」と力説しました。

 

 小池氏は、居住者の大半が高齢者の単身世帯で転居もままならないのに、村井知事が県営住宅の全廃方針を打ち出したことを「入居者をまるでモノ扱いにしている」と批判。党県議団が公営住宅応募倍率は3・1倍であるとして、「廃止でなく、現地での建て替えと補修を」と訴えていることを紹介しました。

 

 小池氏は、物価が高騰するなか、党県議団が、物価高騰に対する緊急申し入れを県に行ったと報告。申し入れにある▽小中学校の給食費無料化▽医療・福祉・教育機関への光熱費補助▽LPガス料金への補助―三つ合わせても100億円、「1兆円もの県財政の1%だ」として、県議選勝利で実現させようとよびかけ、「党候補への支持を3票、5票、10票と広げに広げてください」と訴えました。

 

 小池氏は、来年2月に予定されていた東北電力女川原発の再稼働が、共産党県議団の追及で延期されたことに言及。一方で、自民、公明両党が、女川原発再稼働の是非を問う住民投票に反対してつぶし、再稼働推進の請願に賛成したことを批判し、「今度の選挙では、原発ゼロの願いを共産党にたくしてください」とよびかけました。

 

 国政について語った小池氏は、「県議選は岸田政権の『暮らしそっちのけ政治』を変える選挙にもなる」と強調。マイナ保険証をめぐるトラブルが多発しても保険証廃止を見直そうとせず、消費税大増税につながるインボイス導入に反対する声も無視する岸田文雄首相について、「『聞く力を持つ』というが聞き流すだけではないか」と、きびしく批判しました。

 

 そして、日本の経済と暮らしを立て直すために、(1)政治の責任で賃上げと待遇改善を(2)消費税減税―インボイス制度廃止、社会保障と教育の拡充を(3)農林漁業を本気で応援する政治への転換など―の日本共産党の「経済再生プラン」を紹介しました。

 

 小池氏は最後に、「なんでも大企業いいなり、米国にいわれ大軍拡を進める日本の政治のゆがみを、もとからただす政党。党をつくって101年、絶対に市民を裏切らない党を大きくしていただいてこそ、この国の政治を変えることができる」と述べ、県議選での共産党勝利をよびかけました。

 

候補者が訴え

 

 塩釜選挙区(定数2)の天下みゆき候補は4病院問題について、医療の現場で32年働いた経験から「困っている人を救うのが行政です。それが困る人をたくさんつくるなどということがまかり通るのは、自公が県議会の過半数だからです。塩釜の2議席を自民党に独占させるわけにはいきません」と訴えました。

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