日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

平和で民主的な世界へ貢献 ベトナム南部解放・統一50周年 トー・ラム書記長との会合で小池書記局長 両党関係の発展で一致

2025年05月01日

旗2025年5月1日付

 ベトナムの南部解放・統一50周年式典に参加するためホーチミン市を訪れている日本共産党の小池晃書記局長は29日、ベトナム人民の民族解放闘争を支援した世界の諸政党の代表と、ベトナム共産党のトー・ラム書記長ら党指導部との会合に出席しました。

 


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(写真)ベトナム共産党のトー・ラム書記長と会合に出席する小池晃書記局長=29日、ホーチミン市

 会合で発言を求められた小池氏は、ベトナム人民の勝利の世界史的意義に言及。20世紀の前半、東アジアには数えるほどしか独立国家はなく、戦後もベトナム戦争の終結まで世界で最も戦火に見舞われた地域であったとしたうえで、「ベトナム人民が30年にわたる苦難の闘争を経て独立と自由を勝ち取ったことは、20世紀に被抑圧民族が植民地体制を崩壊させ、平和で民主的な国際秩序を形成する決定的な貢献となった」と指摘しました。

 

 この勝利は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の形成と発展とともに、地域の共同と自立につながり、かつて分断と戦火の地域であった東南アジアを結束と平和の中心地に変え、東アジアの安全保障を築く上でも大きな力になっていると指摘しました。

 

 小池氏は、ベトナムから報道された戦争の悲惨さと人々のたたかう姿が、反戦の思いと日本共産党への入党につながったと自身の経験にも触れ、「この闘争でベトナム人民と連帯できたことは日本共産党の誇りです」と表明しました。

 

 トー・ラム書記長は、民族解放闘争の勝利の意義について、「ベトナム人民の平和への強い願い、“独立と自由ほど尊いものはない”という決意と民族の団結、世界の進歩的人民との美しい国際連帯のシンボルとなった」と強調しました。

 

 この会合に際し、小池氏はトー・ラム書記長と個別にあいさつを交わし、今回の訪問は、日本共産党の代表がベトナム共産党の新指導部と直接面会する最初の機会ともなり、大変うれしく思っていると表明し、志位和夫議長からのあいさつを伝えました。

 

 小池氏は、両党がこの間、友好関係と協力を良好に発展させているとし、「引き続き理論交流などの協力を緊密に進め、核兵器廃絶、地域と世界の平和に積極的に貢献していきたい」とのべました。

 

 

 トー・ラム書記長は「私たちも両党関係を発展させていきたいと望んでいます」とのべ、両党で合意している協力内容を実施していきたいと表明しました。

 小池氏は30日、ホーチミン市で開かれた南部解放・統一50周年式典に出席しました。会合と一連の行事には、日本共産党の井上歩国際委員が同席しました。

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