2025年9月22日付
![]() (写真)声援に応える(左から)小池氏、日浦予定候補=21日、大分県由布市 |
日本共産党の小池晃書記局長は21日、10月19日告示(26日投票)の市議選まで1カ月を切った大分県由布(ゆふ)市での演説会で「参院選の議席後退から巻き返す第一歩の地方選。党を躍進させてほしい」と日浦てるひで予定候補(71)=新=の必勝を呼びかけました。
実施中の日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」(11~25日)での地元農家の負担や欠陥機オスプレイへの飛来を厳しく批判しました。陸上自衛隊湯布院駐屯地への、沖縄などのミサイル連隊を指揮する第2特科団創設の強行と長射程ミサイル配備計画に言及し「温泉と観光の町湯布院をミサイルの町にしてはいけない。住民と力を合わせて訓練とミサイル配備に反対する日浦予定候補が議会に必要だ」と力を込めました。
144万人の外国人観光客が訪れる同市で外国人差別を許さず、多文化と共生できる社会の実現をと訴え、もうけのため「民泊」などの規制緩和やメガソーラーを進めてきた国、新自由主義の問題を指摘。町民と観光関係者が知恵を出し合う町づくりの歴史をさらに前進させる党議席の役割を強調しました。
企業の利潤第一主義で人間の「自由」を奪い気候変動などの問題を引き起こす資本主義の本質を正面から問いかけ、国民に寄り添い共に運動して新しい社会を目指す党の立場を語り「共産党を強く大きくすることにこの国の未来がかかっている」と述べました。
首藤善友市議から議席を引き継ぐ日浦予定候補は、高齢者の交通と緊急通報の改善、草刈り隊、署名の力にふれ、「より良き地域、くらしを目指す仲間をつくっていく」と決意を表明しました。