日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

共産党議席は住民の命綱 兵庫県議選・神戸市議選勝利へ

2022年11月07日

赤旗2022年11月7日付

小池氏訴え

 

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(写真)日本共産党の躍進を訴える小池晃書記局長(中央)、(左へ反時計回りに)ねりき恵子兵庫県議団長、森本真神戸市議団長、谷川まゆみ姫路市議団長=6日、神戸市中央区

 日本共産党の小池晃書記局長は6日、神戸市の元町・大丸前で街頭演説し、「来春の兵庫県議選も神戸市議選も一票を争う大激戦。住民の命綱である日本共産党の議席を何としても守り抜き、自公政権ノーの審判を」と訴え、膨れ上がった聴衆から盛んな声援と拍手が湧き起こりました。

 

 小池氏は、県議選では、現有5議席を必ず守り抜き、議案提案権を持つ8議席をめざし、神戸市議選では定数4減のもと、現有9議席を守り抜き、中央区の議席を取り戻し過去最高の13議席の実現をと力説。尼崎市議補選や後半戦の各市町議選でも全員勝利させてくださいとよびかけました。

 

 兵庫県政について小池氏は、「改革」を掲げて当選した斉藤元彦知事は「改革どころか自民党県政を引き継ぎ、福祉や県民サービスの切り捨てをすすめている」と告発。小規模作業所への補助金や県民交流バス事業など県独自の施策を廃止し新たな高校統廃合も打ち出す一方、高速道路網建設など大型公共事業は続行し、大阪で維新が進めるカジノ誘致などを見込んだ事業には熱心だと批判しました。兵庫県はコロナ感染による人口当たりの死者数は大阪府に次いで全国2番目で、全国で兵庫県だけが保健所が関与せず医師の診断もない「自主療養制度」を実施しています。

 

 小池氏は、共産党県議団は「『オール与党』県政に立ち向かい県民の立場で要求実現にがんばってきた」として、▽県の補聴器購入補助が実現▽コロナ対策で17回にわたり県に申し入れ、無料検査の拡充、病床確保、保健師増員が実現▽受験生を狙う痴漢への対策を鉄道会社や県警に要請し、電車や駅構内で「痴漢は犯罪」とアナウンス、警備強化―など豊かな実績を紹介しました。

 

 神戸市政について久元喜造市長は三宮の巨大開発や王子動物公園再整備をトップダウンで進める一方、市長の公約だった子ども医療費無料化は“実行しない”と開き直り、学校給食費値上げや敬老・福祉パスを改悪、公共施設や職員定数削減などを進めていると批判。この市政を自民党・公明党が支え、維新もほかの国政野党も市の予算・決算にすべて賛成するなか、共産党の議席の値打ちを力説。▽9万人を超える署名運動と結び中学校給食を実現▽「都市空間向上計画」によるまちこわしを見直しに追い込む▽「大学誘致より、王子公園、動物園の充実を」と市民とともに運動―など政治を動かす党市議団の姿を紹介しました。

 

 国政問題では、「国葬」強行や統一協会と自民党との癒着、コロナ対策、物価高騰に無為無策の岸田自公政権に国民の批判が高まり、「政治の潮目が変わりつつある。統一地方選は、共産党の反転攻勢を示す正念場だ」と述べ、支持をよびかけました。

 

 このなかで、兵庫の自民党と統一協会との関係の根深さについて、兵庫県選出の山田賢司外務副大臣や、統一協会被害対策を担当する消費者問題の担当副大臣である大串正樹内閣府副大臣が統一協会側との「政策協定」に署名していたことなどを指摘しました。また、岸田政権が原発再稼働に加え、新しい原発をつくろうとしていることを厳しく批判し、神戸製鋼による石炭火力発電所は住宅の近くであり「世界の流れに逆行。中止させよう」と訴えました。

 

 どんな攻撃や弾圧にも屈せず、自己改革の努力を続け、国民との共同を瞳のように大事にしてきた共産党が大きくなれば、政治は必ず変わると述べ、「『政治を変えたい』という願いを一つに集め、岸田内閣を打倒しよう」と力を込めました。

 

ねりき・森本氏らも

 

 街頭演説では、小村潤・党県国政対策委員長が司会をし、統一地方選にのぞむ議員・予定候補者を紹介。みんなの王子公園&動物園の会の坂口みきさんが期待のスピーチ。ねりき恵子・党県議団長、森本真・党神戸市議団長、谷川まゆみ・党姫路市議団長が議員団の実績を語り「県民の困難に寄り添い命と暮らしを守るためには共産党の議席がどうしても必要」(ねりき氏)、「長引くコロナ、高物価に怒っているみなさん。兵庫から岸田政権ノーの審判を」(森本氏)と訴えました。

 

 仲間とともにかけつけた作家のアルテイシアさんは「ジェンダー平等を一番前に進めているのが共産党」と期待を語りました。

 

サポーターと交流

 

 小池氏は、街頭演説後、神戸市内で開かれたJCPサポーター交流会に参加しました。「SNSなど選挙の工夫を」「共産党の言葉が難しい」などの意見がだされ、短い動画の活用やわかりやすい表現、みんなで分かちあう選挙活動などについて率直な意見交換をしました。

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