日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

検索

かけある記

小池晃の活動報告

弁当・カイロ… 炊き出しに列 NPO主催 小池氏ら医療相談

2022年12月30日

赤旗2022年12月30日付

東京・豊島区

 

写真

(写真)「てのはし」の越年越冬炊き出しで、医療相談活動をする日本共産党の(右から)谷川智行東京都委員会新型コロナウイルス対策本部長、小池晃書記局長=29日、東京都豊島区

 生活に困窮する人たちを支援するNPO法人「TENOHASI(てのはし)」は29日、東池袋中央公園(東京都豊島区)で炊き出しを行いました。寒風が吹き付けるなか、1時間以上前から列ができ、大勢の人たちが弁当やバナナ、カイロなどを受け取りました。

 

 9月に失業したという1人暮らしの男性(34)は「電気代もガス代も2000円は上がっている。炊き出しは毎回来ています。ここでの食料がなかったら生活は成り立たない」と寒さで体を震わせながら話しました。

 

 病気で失業し、今は生活保護を利用して暮らしている男性(69)は「スーパーに行っても野菜は高くて買えない。1食でももらえると本当に助かる。誰もが、人生いつ転落するか分からない」とつぶやきました。

 

 同団体の24日の炊き出しには、533人と過去2番目に多い人たちが並び、弁当を受け取りました。清野賢司事務局長は「秋から7~8回連続で500人を超えた人が集まっています。仕事や収入が回復しない、フルでは働けない人も多い。物価高騰が生活をさらに厳しくしている」と語りました。

 

 日本共産党の小池晃書記局長、谷川智行・党都委員会新型コロナウイルス対策本部長もスタッフとして参加。医師として医療相談にのり、血圧を測り、健康状態を尋ねました。小池氏は「岸田政権の無為無策がこういう形であらわれている」と話しました。

 

 公的支援の窓口が閉まる年末年始、各地のNPOなどが炊き出しを予定しています。

月別

ご意見・ご要望