日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

「平和の大攻勢」をかけ2月の諸課題総達成を 共産党、全国都道府県委員長会議開く

2023年02月06日

赤旗2023年2月4日付

小池書記局長が報告

 

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(写真)オンラインで行われた全国都道府県委員長会議。報告するのは小池晃書記局長=3日、党本部

 日本共産党は3日、オンラインで全国都道府県委員長会議を開きました。小池晃書記局長・7中総決定推進本部長が報告とまとめをおこない、討論では31人が発言。志位和夫委員長が中間発言し「平和の党としての大攻勢をかけよう」とよびかけました。(関連記事)(小池書記局長の報告全文)

 

 会議の目的は、第7回中央委員会総会決定とその実践をよびかけた全党の支部・グループへの「手紙」の全面実践にむけて、1月の活動の教訓に学び、2月の大飛躍をつくりだすことです。

 

 小池氏は、1月の活動の結果について、今年最大の任務である「130%の党」づくりで党員、読者とも現勢で後退し、選挙独自の課題でも飛躍をつくれなかったのは重大だと指摘。率直な議論で教訓を深めたいとのべると同時に、確信にすべきこととして、支部への「手紙」が大きな力を発揮していること、「130%の党」づくりを中軸にすえて選挙をたたかうという新しい方針が正面から受け止められている二つをあげました。

 

 続いて1月の取り組みの教訓と2月の強化方向について4点を報告しました。

 

 第1は、敵基地攻撃能力の保有と大軍拡に向けた岸田政権の暴走にたいして不安と怒りが広がり、党への関心と期待が高まっており、いまこそ党の存在意義をかけ、打って出ることです。

 

 国会論戦で、敵基地攻撃能力の保有と大軍拡を正面から追及したのは日本共産党だけだと指摘。ある自民党重鎮から「国会で、正々堂々と批判できる政治家がいることは、日本の政治を救っている」と党に寄せられたメッセージを紹介し、「反戦平和の党の存在意義をかけて、すべての支部と党員が立ち上がろう」とよびかけました。

 

 第2に、「手紙」の支部討議100%を一刻も早くやり切り、2月中にすべての支部が党中央への返事を書くことに全力をあげることです。

 

 第3は、全有権者規模の宣伝とともに、「折り入って作戦」ですべての後援会員・読者・支持者に掛け値なしに2月中に総当たりすることを提起しました。

 

 第4は、若い世代の中での「党勢倍加」へのカギをにぎる民青同盟員への入党の働きかけと、職場支部での党づくりを本格化させることです。

 

 最後に、2月は、「130%の党」実現でも、統一地方選勝利でも正念場の月となると指摘。(1)全支部・グループが「手紙」にたいする返事を寄せる(2)「折り入って作戦」の1回目の訴えをやり抜き、党勢拡大と選挙勝利の大波をつくり出す―という二つの大仕事を提起し、「心一つにがんばりぬこう」と訴えました。

 

小池書記局長が討論のまとめ

 

 3日の全国都道府県委員長会議では、小池晃書記局長がまとめを行いました。

 

 小池氏は、岸田内閣が進める敵基地攻撃・大軍拡を許さない平和の大攻勢をかけようという提起が熱い思いで受け止められたとのべ、「平和の党の出番のとき、大攻勢を全国どこでもかけよう。日本共産党員の原点とも呼べる活動にみんながとりくもう」とよびかけました。

 

 「『130%の党』をつくるための全党の支部・グループへの手紙」について、党勢拡大にとりくむなど大きな力を発揮するのが「手紙」だと強調。「返事」を書くことは支部の存在意義を見いだし、確認することになり、「返事」の議論が党勢拡大の具体化の契機になるとのべ、「すべての支部が『返事』を出せるよう援助を広げよう」とよびかけました。

 

 「折り入って作戦」について、実践の中で手ごたえをつかむことが、さらに実践への力になると強調しました。

 

 つづいて、党機関の臨戦態勢と個別選対の確立を急ぐことをよびかけ、「2月のとりくみは決定的。今日から、明日からフル回転の構えで、決めたことをやり抜くため、中央と各都道府県が心ひとつにとりくもう」と訴えました。

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